昭和の時代、映画館では上映中の映画を紹介した独自のチラシを配布していました。
かつて東京駅八重洲口の国際観光会館地下1階にあった映画館「観光文化ホール」で発行していたチラシ「KANKO BUNKA NEWS」。
<「KANKO BUNKA NEWS」(裏)>
今は昔、昭和57年(1982年)2月14日、B級ホラー映画「テラー・トレイン」(1980年・ジェイミー・リー・カーティス主演)が観たくて、上映中の「観光文化ホール」に行きました。
<「テラー・トレイン」ポスター>
映画「テラー・トレイン」が面白かったので、「観光文化ホール」に映画の感想文を投稿したところ「KANKO BUNKA NEWS」に掲載されたのです。
懐かしい投稿文を拡大します。
<「KANKO BUNKA NEWS」への投稿文拡大>
併映はアメリカ製ポルノ映画、題名は忘れました。
当時は千葉県船橋市在住、私の名前もありましたがアメブロ投稿では消しました。
<「テラー・トレイン」ポスター>
「テラー・トレイン」(原題:TERROR TRAIN)は列車の中で起こる恐ろしい惨劇、復讐鬼相手に孤軍奮闘の美人でボーイッシュなヒロイン(ジェイミー・リー・カーティス)が活躍するサスペンス・ホラー。
ラストの大どんでん返しにも注目です。
主演は「ハロウィン」「ザ・フォッグ」「プロムナイト」などのホラー映画に連続して出演し “絶叫クイーン”の異名をとった美女ジェイミー・リー・カーティス、共演は「ラスト・ショー」(1971年)でアカデミー助演男優賞のベン・ジョンソン。
監督は後に「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」を撮ったロジャー・スポティスウッド。
嬉しいことに数年前DVD化されました。TSUTAYAからレンタルDVDもあり。
<ジェイミー・リー・カーティス「テラー・トレイン」より>
ジェイミー・リー・カーティスの両親は俳優のトニー・カーティスとジャネット・リー。
両親は彼女が3歳の時に離婚しており疎遠であると語っています。
<ジェイミー・リー・カーティス>
ジェイミー・リー・カーティスはテレビ映画「刑事コロンボ(殺しの序曲)」(1977年)のウェイトレス役でデビュー、その後ホラー映画への連続出演で“絶叫クイーン”の異名をとりました。
映画「大逆転」(1983年)で英国アカデミー賞 助演女優賞を受賞。
アーノルド・シュワルツェネッガーと共演した「トゥルーライズ」(1994年)ではゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。
<ジェイミー・リー・カーティスとシュワルツェネッガー「トゥルーライズ」より>
「テラー トレイン」はソーラ・バーチ主演で2008年にリメイクされています。
リメイク版もDVD化されました。TSUTAYAからレンタルDVDもあり。
<リメイク版「テラー トレイン」(2008年):原題「TRAIN」>
昭和の時代は懐かしい映画を上映する名画座も多く、映画館の大スクリーンで名画2~3本立てが楽しめました。
ホラー映画ファンに、昭和の傑作、ジェイミー・リー・カーティス主演「テラー・トレイン」(1980年)お薦めです。
文中、敬称略としました。
ご容赦ください。