朝日新聞に毎週、ビデオリサーチ社（東京都千代田区）の「ＴＶ（視聴率）ランキング」が掲載されます。
日本には現在32の放送エリアがあり、各エリアでビデオリサーチ社が視聴率調査を実施しています。
＜朝日新聞2024年7月26日（金）朝刊より＞
7月から新しい連続ＴＶドラマが出揃った。
2024年7月15日～21日の週のＴＶドラマ視聴率ベスト20は下記の3作品。
・第1位：虎に翼（16日、19日）
・第10位：光る君へ
第1位「虎に翼」は、伊藤沙莉主演のNHK「連続テレビ小説」第110作。
視聴率17.7％（16日）、17.4％（19日）。
朝ドラは不動です。
第5位は二宮和也が主演の「ブラックペアン シーズン2」（7月7日～TBS系）。
視聴率11.1％。
TBS系日曜劇場枠は面白さに安定感があり、視聴率も高い。
第10位はNHK大河ドラマ第63作「光る君へ」。
視聴率11.1％。
平安時代を舞台に「源氏物語」を執筆した紫式部（吉高由里子）の生涯を描く。
ここにきて大石静の脚本が、グンと面白さを増した。
ＴＶ（視聴率）ランキング外ですが、面白く連続視聴しているお薦めＴＶドラマ。
★科捜研の女 シーズン24（7月3日～テレビ朝日系）
＜第4話(07/24) 視聴率6.6% ＞
沢口靖子（マリコさん）、山本ひかる（亜美ちゃん）ファンです。
お馴染みキャスト（内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁など）も連投で主題の科学捜査ミステリーも面白い。
★新宿野戦病院（7月3日～フジテレビ系）
＜第4話(07/24) 視聴率6.4% ＞
宮藤官九郎（脚本）のアダルトワード炸裂。
小池栄子と仲野太賀が新宿・歌舞伎町「聖まごころ病院」を舞台に活躍する救急医療エンターテイメント。
共演も橋本愛、塚地武雅、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明などにぎやか。
★ギークス 警察署の変人たち（7月4日～フジテレビ系）
＜第4話(07/25) 視聴率5.0%＞
松岡茉優主演のちょっと変わった警察ドラマ。
ノー残業がモットーの警察署勤務のギーク（賢いオタク）トリオ（松岡茉優＝鑑識官、田中みな実＝産業医、滝沢カレン＝交通課員）が、井戸端会議で事件解決をアシスト！？ 中村蒼、白洲迅が共演。
★マウンテンドクター（7月8日～フジテレビ系）
＜第3話(07/22) 視聴率6.8%＞
杉野遥亮主演、山での医療対応を担う山岳医を描いたオリジナル作品で見応えがある。
大森南朋、岡崎紗絵、宮澤エマ、八嶋智人、石野真子、檀れいなどが共演。
山岳での撮影、大へんそうです。
★ＧＯ ＨＯＭＥ 警視庁身元不明相談室（7月13日～日本テレビ系）
＜第2話(07/20) 視聴率6.8% ＞
小芝風花主演、身元不明の遺体を特定し、関係者のもとへ帰す捜査官の奮闘を描いた警察エンタテインメント。
性格や趣味が正反対な三田桜（小芝風花）と月本真（大島優子）が、遺体に残された手掛かりを頼りに謎を解いていくオリジナルドラマ。
そう言えば、小芝の警察ドラマ「天使の耳 -交通警察の夜」（2023年NHK BS4K ）も面白かった。
★マル秘の密子さん（7月13日～日本テレビ系）
＜第2話(07/20) 視聴率5.5%＞
謎に包まれたトータルコーディネーター本宮密子（福原遥）から目が離せない。
ＮＨＫ朝ドラの爽やかイメージ福原遥の新チャレンジ、マル秘の密子さんは天使か悪魔か！ 共演の松雪泰子も好演。
★しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～（7月19～テレビ東京系）
ネットやSNSトラブルが得意な若手弁護士・保田理（中島健人）と、新任パラリーガル・加賀見灯（白石聖）のコンビが楽しいリーガルドラマ。
法律事務所近くの喫茶店店主役で片平なぎさが共演。
白石聖は「しもべえ」（2022年NHK総合）でのコミカルなヒロインを思い出します。
昨今はテレビの視聴形態が多様化し、スマホやインターネットＴＶは調査の対象外ですので、視聴率だけでその番組の価値を測るのは無理があるように思われます。
文中、敬称略としました。ご容赦ください。