「ゴジラー1.0」(ゴジラマイナスワン)なんか、どうせ荒唐無稽な怪獣映画だろうと興味を示さないカミさんを、無理やり劇場に連れ出しました。

東京湾から品川を経て、銀座へ向かうゴジラ。懐かしい第1作「ゴジラ」(1954年)、「キングコング対ゴジラ」(1962年)へのオマージュ映像あり、ゴジラ登場シーンにお馴染み伊福部昭の楽曲が流れるなど、往年のゴジラ・ファンは感涙です。ちなみに音楽は「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)など山崎貴監督とのコンビが16本目になる佐藤直紀。

山崎貴監督は脚本、VFX(視覚効果)も兼ね、VFXの迫力は、ここまで来たかと感じさせる素晴らしい出来でした。

<ゴジラと対峙する、特設掃海艇「新生丸」>

 

<東京・銀座で暴れるゴジラ>

 

始まりは昭和20年・第二次世界大戦末期。ゴジラ(呉爾羅)に立ち向かうのが自衛隊ではなく、市井の人々であったりとか、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」(2013年)の世界が投影されていて、山崎貴監督作品の香り満載。カミさんが「すごい! 面白かった 観ていて力が入りました」と帰りに珍しく「ゴジラー1.0」の映画パンフレットを買っていました。

敷島浩一(神木隆之介)は戦争から生還するも両親を失い、荒廃した日本で大石典子(浜辺美波)と出会う。

 

ゴジラと対峙する戦争経験のない若き「新生丸」の乗組員・水島四郎(山田裕貴)。

 

元筑波海軍航空隊整備部所属の腕利き整備士・橘宗作(青木崇高)は、敷島(神木)に忘れられない記憶を残す。

 

戦時中、技術士官として兵器開発に携わっていた「新生丸」の乗組員・野田健治(吉岡秀隆)。

 

ゴジラと対峙する特設掃海艇「新生丸」艇長・秋津清治(佐々木蔵之介)。

 

敷島(神木)宅の隣に住む、空襲で家族を失った女性・太田澄子(安藤サクラ)。

 

《山崎貴監督インタビュー》

自分たちでやれることに制約があって、兵器もない民間人が、どうやって戦うかを描くことで、”今”の映画が生まれると思いました。(映画パンフレットより)

<山崎貴監督>

 

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の冒頭で、ゴジラを出した山崎貴監督、何れはゴジラ映画を製作すると思っていました。

 

ゴジラ生誕70周年記念作品となる最新作「ゴジラー1.0」が、公開8日間で観客動員100万人、興行収入16億円を突破したそうです。

追加料金100円で観られる、最新技術のTCXーDOLBY ATMOS、IMAXレーザーなど、大きなスクリーンと、臨場感ある音響での鑑賞がお薦めです。

私はTOHOシネマズ柏(TCXーDOLBY ATMOS)で鑑賞しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【全国映画動員ランキング】

毎週金曜日の朝日新聞夕刊に全国映画動員ランキングが掲載されます。

11月10日日~12日のランキングは下記の通り。

<2023年11月17日の朝日新聞より>

第1位「ゴジラー1.0」、第3位「法廷遊戯」、第7位「ミステリと言う勿れ」

夫婦で観ました。

3作品楽しめました。「ゴジラー1.0」は上記投稿の通り、「ミステリと言う勿れ」はTVシリーズの流れで、「法廷遊戯」はちょっと怖い話でした。

<「ゴジラー1.0」より>

 

<「法廷遊戯」ポスター>

 

<「ミステリと言う勿れ」ポスター>

 

文中、敬称略としました。ご容赦ください。