毎週木曜日の朝日新聞朝刊にTV(視聴率)ランキングが掲載されます。

主にTVドラマの視聴率について語ります。

TV(視聴率)ランキング】

<2023914日の朝日新聞より>

【ドラマ部門ランキング入り】

2位「らんまん」

3位「VIVANT」

18位「ミステリーと言う勿かれ特別編」

の3作品。

9月10日の「どうする家康」はラグビーW杯2023中継のためお休み。

第18位の「ミステリーと言う勿かれ特別編」は未見です。

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2位:らんまん98日)」

19.2%(前回218.1% NHK)

「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。

9月12放送(第117回)に、成長した万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の娘、槙野千歳(遠藤さくら)登場。

朝ドラ初出演、槙野千歳役・乃木坂46の遠藤さくらが可愛いと、早くも注目されています。

<槙野千歳(遠藤さくら)>

8/28~9/1

第106話

第107話

第108話

第109話

第110話

週平均

17.0%

17.3%

17.9%

18.1%

17.2%

17.50%

 

9/4~9/8

第111話

第112話

第113話

第114話

第115話

週平均

17.3%

17.5%

17.9%

17.3%

19.2%

17.84%

9/11~9/15

第116話

第117話

第118話

第119話

第120話

週平均

16.7%

17.4%

16.6%

17.5%

17.05%

 

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の

「バトンタッチセレモニー」。

「らんまん」は9月29日に最終回を迎えます。

10月2日スタートのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」。

9月13日にNHK大阪放送局で神木隆之介と浜辺美波が、次の朝ドラ「ブギウギ」主演の趣里に主役のバトンを渡しました。

セレモニー恒例のプレゼント交換で趣里が「すてきなお湯で、疲れを癒やしてほしい」と、ドラマのヒロインの実家が銭湯であることからドラマロゴ入りの“湯おけ”を二人に贈呈、「可愛い~」と喜びの声を上げたとの事です。

趣里、神木隆之介、浜辺美波、>

「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」「ヘイ・ヘイ・ブギ 」「買物ブギー」などの名曲を歌い、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子がモデル。

笠置は「NHK紅白歌合戦」にも4回出演、東京宝塚劇場での第7回(昭和31年)は大トリで「ヘイ・ヘイ・ブギ 」を歌っています。

私が知っている笠置シヅ子は、女優として活躍していた時代です。愛情あふれる太鼓焼屋のおかみさんを演じたTVドラマ「台風家族」(1960—1964年)は毎週観ていました。笠置シヅ子(お母さん)、村田正雄(お父さん)、逗子とんぼ、青江奈美(兄妹)が懐かしい。

<笠置シヅ子>

 

ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子役を演じる趣里は、水谷豊(父)、伊藤蘭(母)の娘さん。朝ドラへの出演は平成28年の「とと姉ちゃん」以来となります。

<趣里>

 

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 3位:「VIVANT

14.9%(前回4位・14.9% TBS)

「半沢直樹」シリーズなどを手がけた福澤克雄氏(原作・演出)のオリジナルドラマ。

9月10日放送(第9話)は、乃木(堺雅人)の父・卓(林遣都)の過去が明らかになる展開で、視聴率が、先週とタイの14.9%となりました。林遣都の熱演が凄い。

<林遣都、高梨臨>

また、10日は本編の直前に「『VIVANT』祭り!」(第8位・視聴率11.9%)と題した、メイン出演者生出演の150分緊急特番がされました。

同時間帯に放送された「ラグビーワールドカップ2023」(NHK総合)に対抗し大健闘、民放トップとなりました。

次週はいよいよ最終回を迎えます。

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

最終話

11.5%

11.9%

13.8%

13.4%

14.2%

14.3%

14.1%

14.9%

14.9%

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ランク外の視聴率情報】

「ハヤブサ消防団」

池井戸潤・原作「ハヤブサ消防団」は、中村倫也演ずるミステリー作家・三馬太郎が、父の故郷で怪事件に挑む姿を描く田園ミステリー。

9月14日(最終話)、ハヤブサ消防団は、聖母アビゲイル教団が「聖母降臨」の儀式を行う予定だと知る。

儀式を阻止しようと一致団結。太郎(中村倫也)は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言。「聖母アビゲイル教団」に浸食されるハヤブサ! 彩(川口春奈)が一世一代の仰天行動にでる最終話。気になる結末に視聴率は10.6%で、シリーズ最高となりました。

<中村倫也>

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

最終話

10.5%

9.4%

7.5%

8.4%

8.8%

9.6%

8.6%

10.1%

10.6%

 

「ばらかもん」

「ばらかもん」とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味します。

青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ成長していく姿を杉野遥亮主演で爽やかに描いています。

9月13日(第10話)、清舟(杉野遥亮)は書道家をやめると宣言し、五島列島で書道教室を開き村に恩返ししたいと考えます。

マネジャーの川藤(中尾明慶)は「ウチとの契約を切るってどういうことだ?」と清舟に怒りをぶつけます。なる(宮崎莉里沙)は2人の関係が終わってしまうのではと心配しますが・・・。次週(9月20日)は、いよいよ最終話を迎えます。

<杉野遥亮、宮崎莉里沙、綱啓永>

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

第10話

最終話

5.9%

5.3%

5.3%

5.0%

4.7%

4.3%

4.8%

5.1%

4.3%

4.7%

 

 

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」

国家公務員・執行官の日常を描く伊藤沙莉織田裕二の凸凹バディお仕事コメディドラマ。

最終話、9月12日放送は「子どもの引き渡し執行」。

娘の碧唯(小野井奈々)と愛犬を連れ、黙って家を出た夫の興津大輔(福士誠治)に対し、「子どもの引き渡し」を求める妻の凪咲(佐津川愛美)。

家庭裁判所から引き渡しの判決が出たものの大輔が従わず、小原(織田裕二)たち執行官は、最も難しい執行といわれる子どもの直接強制を、無事落着することができるのか。

吉野ひかり(伊藤沙莉)は小原たち執行官に「いつか執行官になりたい」と、決意を明かします。

<中島健人、伊藤沙莉、織田裕二>

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

最終話

9.6%

8.7%

9.2%

7.5%

7.7%

6.8%

6.8%

8.2%

7.8%

 

「科捜研の女23」

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした研究員たちが、遺留品鑑定、認証技術で、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)らと共に科学の力で真実を暴く。

9月13日放送(第5話)は、血のついたナイフを持った植物園の職員・佐向祥太(小越勇輝)が京都府警に出頭、佐向は昨夜からの記憶を失くしている。一方、植物園で二条院大の元学生・土橋春樹(小南光司)の刺殺体が見つかった。

被害者の土橋と佐向とは友人関係で、心理カウンセラー・井手誠人(小松和重)から心理療法で佐向の記憶を探りたいとの申し出がある。

<小松和重、沢口靖子、小越勇輝、後方は科捜研メンバー>

 

元宝塚歌劇団のトップスター 朝夏まなと が、捜査をかき乱す美しき植物学者役で登場。

<朝夏まなと(中央)>

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

9.6%

8.7%

9.3%

9.4%

8.8%

 

【全国映画動員ランキング】

毎週金曜日の朝日新聞夕刊に全国映画動員ランキングが掲載されます。

9月8日~10日のランキングは下記の通り。

<2023年9月15日の朝日新聞より)>

 

文中、敬称略としました。ご容赦ください。