ここまでの話。

 

 

私が何年間も妹に対し劣等感を感じ、母親の顔色を伺いつつも長女として責任を果たそうと思ってたって前置きをダラダラ書いてました。

その上でここからが先日の話。

 

*****

 

 

家を継ぐ前提で進めてたシンエイ一家。

そうなると次に発生するのは同居問題。
私も旦那も息子も、同居となるとやっぱりどこかでストレスたまるし、それは私達を迎え入れる両親もだと思う。

いつから住むのかとか色々と考えていたものの不妊治療中だったこともあり、私と旦那の自由が効く環境が必要だと思ってたので旦那とは
「二人目ができたらそのタイミングで移住しよう」
となんとなく話してた。


無事に二人目を授かったこともあり、いよいよ実家での同居を本格的に視野に入れたころ旦那から予想外の言葉を言われた


「俺もうシンエイの実家行くのやめるわ、お前の両親とも極力関わらない」


えっ?何???
突然どうしたの???

てか今からまさに同居とか言ってるタイミング、しかも二人目が産まれたら実家のサポートは必須でしょ。


てかアンタ、同居するために色々と母と妹の無理難題にも応えてきたじゃん。
どうして急に……


と話を聞くと、どうやら旦那と母が二人で会ってる時
(旦那は私よりも母と会う回数が多い)

「二人目産まれたらしばらく実家いるんでしょ。ちゃんと出てく日も先に決めといてね」

と突然言われたと。


「え、同居の方向じゃないんですか?」

「いやいや、同居とかお父さんが無理よ。
今の自由を同居で壊されたくない人なんだから。
ただでさえもシンエイ一家が普段遊びに来るのをストレスに感じてるんだし。
『シンエイ旦那に優しくするな、同居できると思ってつけあがる』って言ってたんだから。
流石に二人目産まれたらしばらくは置いてあげるけど期限つけてね」


と。


旦那も流石にカチンときて

「じゃあもううちはうちで家建てます」

って言ったら

「将来この家住むんでしょ?新しい家とか勿体ないわよ」

って。


じゃあ
どうしろと!!!!!!!!




その話を聞いて積年の思いが爆発した私は夜12時前にも関わらず実家に行き、父は既に寝てたので母と話をした。

 

旦那と話したことを詳しくいって。」


「別にそんなたいした話してないわよ。日常会話の感じで話したのにどうして旦那くんがそこまで怒ってるの?被害妄想激しすぎる」


「旦那は怒ってるんじゃなくて落ち込んでるの。自分はお父さんたちと仲良くするために色んなことを我慢してたし、お母さんの希望とあればどんなことでも必死で叶えてきたのにそれに対して『つけあがる』ってなに?
本当にお父さんが言ったの?私は常にお母さん経由からでしか話を聞いてないから
どういうニュアンスなのかとかお父さんの本心なのかとかもわからない。
けど、そこに居ない人の話を「こういってたよ」って言うのはおかしいでしょ」



「えー私そんな言い方してないけどなぁ。だいたいそんな無茶を頼んだことは全然ないわよ。
むしろ旦那くんがそんな下心持ってた事が嫌。嫌なら嫌って断ればよかったじゃない」



無茶言ってないだぁ??休日潰させたり仕事早退させたりしてるのに?
旦那はお母さんと良好な関係を築きたいから無理してでも希望は叶えてきたでしょ。
だいたいなんで突然同居しない話になったの?」



「だってお父さんが無理って言ってるんだもんー」


「じゃあ今までの何年間ものやり取りはなんだったの?
私が家を継いで妹たちに現金あげるって話までしたでしょ」



「家は将来的にシンエイにあげるわよ。
私達も80歳とかになったらこの家は広すぎるからどこか田舎に新しく買って引っ越そうって言ってるの、だからその時にアナタたちにあげるわ」



「はぁ????その日まで待てと?
あのさぁ、何年も待たされて要らなくなったらあげるって私達に失礼だと思わないの?家を譲り受ける日まで私達は賃貸で暮らせって?」



「まあそれは妹も姉ちゃん達が可哀想だから早めに同居すればって言ってたけど…
でもやっぱり同居となると色々と大変だしね」



「それはわかった上での同居話だったでしょ!
そしてお母さんたちだけじゃない、私も、何よりも血の繋がってない旦那もストレスだからお互いに暮らしやすいように二世帯リフォームするって、そのお金も私が全額出すって話になってたじゃん!
そういう話がなかったら私達だって早々に家建ててたよ!」



「そうだっけ、ウフフ…」


あーーもう埒あかん。
このお嬢様ババアは何を言っても右から左だ。



「もういい、明日お父さんと話す!!」



そう言ってその場は帰宅し、翌日父の元を訪ねた。


「お母さんから話聞いた?ぶっちゃけるけど、旦那の事嫌いなの?」


「なんで?嫌いとか無いよ」


「お母さんに
『旦那をつけあがらせるな』って言ったんでしょ」


「そんな言い方はしてない、旦那くんに色々無茶を頼みすぎだ、同居できるって期待させてしまうだろう』とは言った」


「なるほど、じゃあやっぱりお母さんの伝え方に問題あったのね。で、それはともかくとして、同居は一切考えてないと」


「考えてないな、お前たちと住むのはストレスだ


「それは私達もでしょ。それを踏まえてお互いにストレス溜めない環境を作って行こうと思ってたの。てか、お母さんが同居前提で話してたから私達もそのつもりで考えてたし将来設計もそういう方針で進めてたのに今更…」


「同居はしないけど家はやるって話はしてるよ」


「あのさぁ!!私家がほしいわけじゃないんだよ!!」


ここで言いたいことが言えなくなって息がうまく吸えなくなるし手は震えるしでちょっとパニック状態に。

家がほしいわけじゃない。

お父さんたちが心配だから、将来を見据えて同居しようと思ってた。
そして自分が長女だからそういう責任があると覚悟を決めて将来設計してた。

家がほしいだけなら誰が好き好んで中古に住むか!
自分たちで好きなように建てた家がいいに決まってる。


両親的には同居を口実に私達家族が寄生してくるつもりなんだろうか。
そう思われないように家族三人分の食費(1日一食のみ)と電気ガス光熱費代、そして両親への小遣いとして月に40万円いれるって話もしてた。


私はただ、長女は親の面倒見るべきだと思って、

何よりもこれから年老いていく二人の世話をしようと思って、旦那もそのつもりでこの何年間も使命感を持ってきたつもりだった。


なんとか途切れ途切れ、号泣しながらもこの気持ちを伝えてるといちいち横から母親が
「だってあなたが」「それはあなたが」
と遮ってくる。

ただでさえも私は話すのもしんどいのに。
数回目の「あなただって…」の時に我慢できずにテーブルを叩きつけ

「最後まで聞いて!!!」

と怒鳴った。



すると父がため息をついて

「同居するとこういう喧嘩が増えるからいやなんだよ。
お前とお母さんの言い合いを見せられるんだろう」


「私がこの数年間、お母さんと喧嘩したことあった?
お母さんと喧嘩してたのがいつも妹でしょ?
私はどんな理不尽言われても受け入れてたじゃん!」


「ほんっと、性格の悪い子…」

「はぁぁ?!!!どの口がいってんの?!
誰よりも性格悪いのお母さんでしょ!!!」



「もうね、旦那くんにも言ってるけど旦那くんはアナタに気を使って黙ってるみたいだから正直に言うわ。
私は同居が一番嫌な理由はアナタなの。アナタと一緒に住むのが耐えられないの」


「まあ、母さんはずっとそれ言ってたよ」

「は????どういうこと???」

「次女みたいに出来がいいわけでもない、子どもの頃から手がかかるばっかりで
アナタを好きになれると思う??」



「いやいや、それなら何年も前に同居の話が出た時点でそれ言ってよ。
そしたら私達家族だってそのつもりで人生設計してたよ!!!」



「そんなこと言ったって、一応は同居を視野に入れてたわよ。でもやっぱり冷静に考えたら嫌だったの」


「だから何年もなあなあで過ごしていざ同居が本格的に進みだしたらやっぱり嫌だって?w」


「まあ、いつかは長女のアナタに家を譲る気でいたし、それは嘘じゃないから」


「ねえwwwww住むのも嫌なくらい私の事が嫌って言われて
今更それ受け入れれるとおもう?wwww
そんな家、老後に受け取ってどうしろっていうの?

もう家はいらない、その代わり遺産をキッチリ三等分にして。
そしてもう私達家族はこの家には一切出入りしない。
夫婦揃ってそんなに嫌がられてるとは思わなかったわ。」



「そうして!!私もスッキリする!!」


「まあまあ。母さんもお前が嫌ってのはそこまで深刻な話じゃないと思うし。
今は喧嘩の流れでこうなってるだけだから冷静になったらまたいつも通りに来ればいいだろ」



「いやwwww無理やろwwwwww
喧嘩の流れだとしても言っちゃダメなラインてもんがあるでしょwwww
マジ無理ですwwwさようならwwwww」






と、こんな感じで終了。


最後の方草生やしてるけど
笑いながらも同時に号泣してた。



帰りの車の中で、三女に電話。

年の離れた三女は一人っ子状態で育てられたこともあり完全自由人。

親の言うことは一切聞くことなく、反抗もしないけど期待にも沿わない感じで好き勝手生きてる子。

今も趣味に全力で生きていて実家にもここ二年一度も里帰りしてきてないこともあり、母親からは良くは思われてない様子。

それもあるからか、昔から私と三女はウマが合うことが多く二人ででかけたりする機会も多かった。

 

電話口の妹の声を聞くなりまた涙が止まらなくなって、半分引きつけを起こしながら事の顛末を話した。

 

妹は、自分の結婚式や大好きな親族の葬式でも、とにかく涙を見せた事のなかったポーカーフェイスな私の初めての号泣に戸惑ってたw

一通り話した後で妹は

「姉ちゃんも旦那さんもずっと我慢してきたもんね。もう開放されていいんじゃない?

きっとこれからもどれだけ頑張ってもお母さんにとっては次女ちゃんが最優先なんだしさ。

私もずっとそう感じてるから実家になんのこだわりもないよw

ただ、今後遺産の配分とかになった時にまた揉めそうだし、私8月か9月に帰るからその時にちゃんと姉妹揃って話そう。」

 

って。

三女に「姉ちゃんが頑張ってたの知ってる」って言われて、なんかホッとしたのか電話を切る頃には元気になってた。
家族の中に一人でも味方がいてくれてほんとよかった。



で、帰宅したら旦那がシュンってしててさ。
私の顔見ながら

「俺と離婚で決着?」
って。


「は?なんで私がアンタと離婚すんの?」

「だってさ、結局は親子の繋がり大事じゃん。
お前がいつか実家に帰る時に部外者の俺のせいで家族とうまく行かないなら俺が身を引くのが筋かなって」



「いやいやwww
あの二人が一番嫌なのはアンタじゃなくて私。
子どもの頃からずっと嫌だったんだってwww


それにね、もし本当にアンタが原因だったとしてもそんな事でアンタと別れるわけないでしょ。
私はアンタが実家と仲良くするためにずっと頑張ってきてたこと一番知ってるんだから、それを受け入れられない実家が悪いって思うよ」



「うーん。。。」


「もういいんだよ、私は実家を捨てる
だからさ、もうめんどくさいこと全部忘れよう。」





ってことで、
かなり落ち込み気味の旦那をよそに私はもう前を向くことにしました。

といっても、このブログを書くまでの一週間は、
本当に日々ふとした瞬間に涙が出たり

今後のことを考えてずーーーんって
気持ちが沈んだり、
これまでの私の人生では考えられないくらい
落ち込んだ一週間でした。


多分人生で一番泣いたし凹んだなw



前を向くと決めてからは急ピッチで同居しないverの自分の人生プランをゼロから組み直して

まずは家を買おうだとか
第二子の出産時に実家の手伝いゼロなのを
どうやって乗り越えようだとか


いろんなことに頭を悩ましてるおかげですっかり落ち込む暇もなくなりました。


まあなるようになる!って思って乗り越えてくしか無いよねー。


この文章も書くだけ書いて自分の気持ちが整理できたら削除して終わりにしようかとか思ってたけど、まあせっかくなんで公開しとく。

かなりの長文&ただただ垂れ流し失礼しましたーーー!