正信偈1 貪愛瞋憎之雲霧 2009.01.22 (北)上田師
 
貪愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天
 
これを書き下しって読むと、貪愛・瞋憎の雲霧が、常に
真実信心の天を覆えり・・・となる
 
貪愛とは、貪欲、愛欲の心の事・・・つまり執着の事
瞋憎は、瞋は瞋恚、怒りの心 憎は憎しみの心
 
3:33
我々は、欲の心、怒りの心に翻弄されて生きていると
いう事
 
この貪欲を二河白道で例えるならば、水の河である
 
瞋恚や憎しみの心は、火の河に例えられる
 
我々に欲の心が起きると、欲に突っ走ってしまう
 
今日は真面目に仏法の勉強しようと思った そしたら
テレビで、金曜ロードショーが面白い映画をやってる
と分かる
 
そしたらもう仏法の事など忘れて、映画を見るという事に
心が向いてしまい、観だしたら、夢中になる
 
欲の心が出だしたら、欲、欲、欲と、欲の心が逆巻出し、
何か面白い事が無いかとばかり心が動く
 
人間とはそうやって様々なものに心移して行く
 
そうして欲に流れた時間で、どれだけ大切な時間を失っ
て来たか
 
欲に振り回された時間というのは、本当に無意味である
 
これが、水の河に落ちている状態である
 
一方、嫌な人に会うと、その人のそばにいるだけで、嫌
で嫌で仕方無い心になる
 
その人に一言でも嫌な事を言われたら、もうその事で頭が
一杯になり、いつまでも残りずっと繰り返されてしまう
 
そして頭の中が怒りの心で一杯になる。そうやって時間は
流れていってしまう
 
欲に流れては時間を過ごし、怒りに流れては時間を過ごし
ている我々
 
8:50
 
整理をするとすっきりしてしまって不安になってしまう
 
人生何か楽しい事は無いか、楽しい事は無いかと、そういう
心がしょっちゅう起こる 
 
清らかな心で生きようと思う事はあるが後に直ぐ、何か楽し
い事は無いかと考えてしまう
 
いたずらに、過ぎる時間は多けれど、のりを求むる、時ぞ少なし
9:53
 
常覆と言われてるのだから、常にこういう状態なのである
 
ムカムカムカムカ怒ってるか、アレが欲しいこれが欲しいと思っ
て動き回っている
 
水の河、火の河を行ったり来たりしているという事だ
 
10:58
 
・・・真宗講義の文字起こしをしたものです
 
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わが身はどうですかぁ~(笑