この、他人との比較というのが、一つの苦を生み出
す元になりますね
どうして、他人と比較してしまうのか・・・
それは自分を自分で分からないからです
自分で無いものを他として、自分だと思えるものを
自とし、自他を別け、これは自分だと認識する方法
で、自分とは何かを決めている我々は、他人を意識
せざるを得ません
しかしその時、他としているのは、本当は自分の想い
が作った他であり、真実の他の姿ではありません
だから、他人を見て羨んだり、憎んだりしているけど
も、それは自分の思い込みであって、相手の真の姿
ではないのですね
仏法は、自分を知るために行うものです
自分を知るには、方法が二つあります
一つは、自分の内側に目を向ける作業で、熟考や、
瞑想がこれに当たります
もう一つは、他人との付き合いから、本当の自分の
姿と向き合う方法です
この二つ目の作業を、二河白道を渡るといい、大乗
の道であり、浄土に到達する唯一の道になります
この道こそ、とても独りでは渡れない道で、挫折に
次ぐ挫折を繰り返す道です
他力がなければ決して渡れない道
結局、浄土に往生するには、他人を必要とするという
事ですね~
-------------------------------------
聴聞ファイル置き場です
日常の法華経
仏教談話
s