こんにちは。

今日は前回に引き続き中小企業診断士2次試験の合格の秘訣をお伝えしたいと思います。

 

 

今回は事例1から3に共通する設問の解釈の仕方についてお教えします。

 

問題点→解決策→効果(強みなど)

 

これが試験に問われる内容です。

問題点そのものを問われる場合もあるでしょう。

問題点の解決策を問われる場合もあるでしょう。

解決をした場合の効果を問われることもあるでしょう。

 

例えば「成長することができた要因は何でしょう?」よくありますよね。

これは効果考えればいいのです。

様々な問題点・課題点解決しその結果として効果(得意分野や強み)を会社として持てるようになったので成長することができたと考えられる。

具体例として

「顧客のニーズに対応することができたから成長出来た」

「社員教育に力を入れており、接客力が他社に比べ高かったからリピートが増えた」

 

逆に「成長できなかった、大きな成果をあげられなかった要因は?」これもよくありますよね。

これは問題点解決できずに効果(収益)を得られなかったから成長出来なかったが基本的な回答になっていくと思います。具体例は

「競合他社との差別化化できず、価格競争に巻き込まれ収益が低下していったから」

「経営資源が分散してしまい、強みを活かした魅力的な商品が開発できず、固定客を獲得出来なかったから」

要するに儲からなかったから、成長出来なかった。

考え方として先に結論が「収益が得られなかったから」という大枠が分かっていたら回答は

凄く書きやすくなります。それはこの設問だけではありません。

 

どんどんいきます。

「新規事業を拡大していくための留意点を述べよ」これもよくあります。

留意点を求められたら、今できていない事をできるようにすることが回答の方向性で

「~の構築」や「~の確保」を行い収益の向上をさせる。が基本的な回答です。

問題点→解決策→効果

の視点で考えると、留意点は問題点・課題点解決させることと思われます

具体例で書くと

「需要開拓が必要なので、新規に採用を行い、技術提案力の確保を行う」

これは問題点解決して今まで出来ていなかったことをできるようにしていますよね。

 

2次試験のコツはまずは

①マクロの視点で考えて、回答の方向性を見出す。

②事例文に内容に適合していて、且つマクロの視点から外れないよう回答する。

具体例

事業が停滞した原因は?の問いに

マクロの視点:儲かっていないから

ミクロの視点(事例文よりなぜ儲からい理由):新規参入が商圏内に増えた、リストラにより社内のモチベーションが下がった

 

このようにして考えていけば答えが書きやすいですよ。皆さん頑張って下さいね。口笛