【注意事項】
特に女性読者の方々は、内容をよくご覧になって下さい。
皆さんの健康のためにもね・・・
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
うぉ!久しぶりの医療ネタじゃんww
今日の昼間、コメントなど返しつつ・・・
そう言えば・・・と思って数えてみた。
読者登録をして頂いている21人の内、女性が13人。
あら・・・均等かと思っていたら、違ったのねww
んで、会社のネット掲示板を見ていたら「女性外来」の記事が。
普段、何気にいろいろお話させて頂いている方で、女性の方がこれだけ多いのなら、ちぃっとお話してみようか?
なんてのが、今日の主旨ww
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
まず「女性外来」って言うと、昔はほとんどが「婦人科病」から派生するものが多かったですね。
例えば「乳がん」なんて、その最たるもの。
「子宮がん」「子宮筋腫」など、確かに女性特有の病気で、診察や検診の方法も、ちょっと男性医師にされるのは恥ずかしい感じがありますよね。
そこで、もう10年くらい前?もっと前か?
スタッフが女性ばかりの外来がスタートしたんです。
しかし、当時は女性外来を標榜してても、女医の数は少なく、訪れる患者さんの数もそう多くはなかったので、あまり広まる事はなかったんですよね。
潜在的なニーズがある事は、医療業界全体が知っていたにも関わらず、この分野への国からの補助が本格化したのは、小泉政権になってからなんです。
医療費負担も、どうしても「扶養家族」になってる事が多い女性の場合、特に高額な医療費がかかる子宮がんや乳がんを除けば、例えば「月経不順」だったり「尿失禁」だったりと言う、こちらも女性に特有の疾患なのに、専門に診察してくれる所が、全くと言って良いほどありませんでした。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
しかし、4,5年前から日本医師会や政府、厚生労働省のプロジェクトで、そう言った「ごく当たり前に女性に起きる疾患」を専門に診察する外来の設置が始まりました。
また、婦人科や産科、外科において、開業する医師の中にも、それらを積極的に標榜する所が増え始めたんですよね。
若い女性は、まだ出産を経験してない人も多いでしょうし実感が無いかも知れませんが・・・
これらの外来では、実に様々な患者さんがいらっしゃいます。
例えば「痔」なんて、この業界では有名なもので、イメージとしては中高年の男性の疾患みたいに思われますが、肛門科の受診患者の半数近くは、実は女性なんです。
ただ、やはり恥ずかしいと言う思いがあるのでしょうね。
なかなか女性の受診患者さんは「我慢出来なくなるまで」行かない人が多いのですが、コレが実に危険!
「たかが痔でしょ?」とか言っちゃあダメですww
痔は、様々な要因で肛門の粘膜に異常が発生した状態を言いますが、日本の社会の風潮もあって、実は若年層では男性より、座ってる時間が長い女性の方が発症率は高い・・・そんなデータもあるんですよ。
で、痔は放っておくと実に様々な疾患の要因になり、最悪は細菌感染をおこして大腸ポリープや、潰瘍性大腸炎を誘発する事もあるそうです。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ちょっと専門的な話をしますが、女性の場合、子宮や卵巣を骨盤の中に抱える形で臓器が形成されていますが、例えば出産を経験すると大抵の女性は「骨盤が緩む」と良く言いますが、この抱える体積が増えてしまいます。
すると、今までは均衡を保って収まっていた子宮や腸などが、何かの拍子で骨盤の底へ降りて行き、膣の中に落ち込んで外に出ようとします。
これを「骨盤臓器脱」と言い、現在女性外来で2割程度の患者さんが、この病気で苦しんでいます。
1)椅子等に座った時に陰部の辺りに押し込まれるような違和感がある
2)お風呂で丸い異物が出てきているのに触れた感じがある
こんな症状に覚えのある方は、早めに一度、女性外来を受診しましょう。
この病気、下記の原因で起きる事が知られています
・出産経験がある
・喘息や慢性の咳がある
・身体を締め付ける下着を使っている
・腰痛予防のコルセットを着用している
・便秘がちで力むことが多い
割と多いのが、出産後のリバウンドで締め付け下着を着用したりしていた若い女性なんだそうですよ。
現在、この疾患は外科手術以外の治療法がありません。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
また、最近の女性外来で特に受診する患者さんが多いのが「尿失禁」。
いわゆる「尿もれ」って奴です。
これも、イメージはおじいちゃん、おばあちゃんでしょ?
ところが、特に出産を終えた直後の女性や、更年期の初期段階で既に始まっている人が実に多いです。
尿失禁は、大きく分けて4つに分類されます。
1)腹圧性尿失禁
2)切迫性尿失禁
3)溢流性尿失禁
4)機能性尿失禁
・腹圧性尿失禁
現在、もっとも患者さんが多いのがこのタイプ。
お腹に、何かの拍子で圧がかかった時に尿もれを起こすもので、全国で患者さんは2000万人とも言われています。
実は男性には、ほとんど患者さんがいません。
それは、この尿失禁のメカニズムが「女性特有」だからです。
女性の体は、まず男性と違って「尿道」が短いです。なので、尿道を閉める「前立腺」がありません。また、その仕組みの為に括約筋が弱いのです。また、女性には「骨盤底筋群」と言って、子宮や膣、腸をハンモックみたいに吊るしておく特有の筋肉がありますが、出産や加齢、稀に肥満によりこれらの筋肉が緩むと、尿道の締りが悪くなります。
更には子宮や膣自体の疾患によるものや、冷え性、便秘などからも、この疾患は起こり得ます。
・切迫性尿失禁
何の尿意もないのに、急に尿がしたくなり、その高まりが急なためトイレに間に合わない。これが切迫性尿失禁の特有の症状です。
繰り返す内に、だんだん尿の間隔が狭くなるので、最終的には「頻尿」になります。
原因としては脳や脊髄の疾患による副次性のものや、「不安定膀胱」と言う、今もちょっと詳しい原因がわかっていないのですが、膀胱自体に問題があるタイプ、また膀胱や尿管、尿道などの炎症から派生するものなどがありますが、いずれも放っておいていいものではありません。
もし、思い当たる節が自分や家族にあるなら、早期の受診をお勧めします。
・溢流性尿失禁
言葉の通り、ダムから水が溢れ出るように、いっぱいに膨らんだ膀胱から尿が漏れる疾患です。このタイプは、必ず何かしらの原因に起因する「排尿障害」を持っている方がなります。
ただし、この場合、と言うか、排尿障害は特に前立腺に起因する事が多いので、このタイプは患者さんのほとんどが男性です。
・機能性尿失禁
排尿機能は正常なのにも関わらず、身体運動障害や痴呆が原因で起こる尿失禁です。つまり、これが先に言った、皆さんがおじいちゃん、おばあちゃんに起こりやすいと思うタイプのもの。これには男女関係なく、加齢や痴呆、他疾患から来る麻痺など、実に様々な要因があり、ほぼ完治する事はないそうです。
(多少の症状の押さえ込みは可能ですが)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ちょっと長くなっちゃいましたが、昔と違って「女性外来」も、今では随分と雰囲気が変わりました。
スタッフも女性ばかりだし、待合室も女性ばかりなので、現在は患者さんが急増している、医療業界ではここ最近ないほどの伸びを示しているそうですよ。
最近では「女性病棟」と言って、入院患者さんが全部女性だけのフロアーとかも新設されたりしていますよね。
ネットの世界ではありますが、こうして知り合ったのも何かの縁。
もし、ご自分やご家族、ご友人、更にはご自分のブログ読者様に、似たような悩みや症状があれば、一度病院へ行ってみると良いですよ。