今夜は俺が20年以上続けてきた楽器「ベース」の話。

本当なら自分で弾いてるトコでもUP出来れば良いんだけど(笑)

まぁ・・・それはおいおいって事で(ホントかよ?)


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ジャコ・パストリアス


1951年生まれ。

それまで単に「楽曲の中でのリズム体」でしかなかったベースを「楽曲の中での個としての楽器」にまで昇華させたとされる「エレクトリック・ベース史上最大のトリックスター」。彼の弾くベース・フレーズは、それまでのどの教則に従ったものでもなく、ややもすれば「彼には音楽家として必要な理論がない」なんて批判もされた。しかしながら、そのベース・プレイの数々は多くの後進、同業に大きな影響を与え、特に「コード対フレーズ」に関する独特な解釈は時として「ジャコっぽい」と言われる形で、多くのミュージシャンが取り入れてきた。1987年、ジャズクラブの警備員との乱闘が原因で意識不明の重体に陥り、家族が見守る中35年の短い生涯を終えた。


スティング


1951年生まれ。

本名は「ゴードン・マシュー・トーマス・サムナーCBE」、最後のCBEは「Comander of the British Empire」の略で「大英帝国勲章」の階級の一つ。地元ニューカッスルでジャズバンドのベースをやっていた彼を、スチュワート・コープランドが誘って後にポリスを結成したのは有名な話。元々がジャズメンとしての素養があった彼のベースは「とても優雅で繊細」なフレーズが多い。取り上げた映像はポリスの中でも、ちょっとマニアックな名曲「シンクロニシティ」。スティングらしさが無いと言えばそれまでだけど、物静かなフレーズが印象的な彼が弾く、こんなベースも俺は好き。


マーカス・ミラー


1959年生まれ。

先に挙げたジャコ・パストリアスがスタンダードなベース奏法を極限まで高めた人物ならば、マーカス・ミラーはラリー・グラハム以降のスラップ、タッピングの技巧を極限まで高めた人物と言える。彼のスラップの根源となるベースは、フェンダー・ジャズベースに、あのロジャー・サウドスキーがピックアップ・チューンを施した絶対無二の名機であり、スラップで奏でられる音の立ち上がりに出る倍音成分を、極端に引き上げるチューンで有名になった。ちなみに、彼のプレイスタイルのメインは確かにスラップなのだが、ことフレットレス・ベースを弾かせると、これまた何とも言い難い「艶っぽい音色」を奏でる事でも有名。


スタンリー・クラーク


1951年生まれ。

アップライト、エレクトリック・ベースの双方で名演を数多く残す、ベーシストで知らぬ者がいないほどの名ベーシスト。彼の特徴はジャンルを選ばぬ幅広い音楽性と、その独創的な技巧、更には聴く者を魅了して止まないフレーズ回しだろう。特にコード・ストラップとスラップ、4度チューンを引き上げたテナーベース、1オクターブ高いピッコロベース等、彼が名を残す数々の技巧や特殊ベースは、その後の多くのプレイヤーに受け入れられ、学ばれてきた。人の良さそうな外見とはうらはらに、そのプレイは自由奔放、天衣無縫とでも言うが如く、激しく、そして繊細。映像はアコースティック・ベースを用いたソロ・プレイ。ジャズファンのみならず、ブラスバンドでベースをやる人は必見!


ジェフ・バーリン


1953年生まれ。

日本では渡辺香津美とのセッションでも有名な、超絶技巧で知られるベーシスト。イエスの別働バンド「ABWH」で、トニー・レヴィンの代役として参加していたのも有名な話。取り上げた映像は、彼の代名詞とも言える「2フィンガーでのメロディアスなソロ・プレイ」なのだが、彼はスラップでも先に取り上げたマーカス・ミラーに負けずとも劣らない実力者でもある。マーカスが割とコードに対して突飛なフレーズ回しをしないのに対し、彼はコードの中でも3th、7th、11thを入れたコードを散りばめた上に、その正確無比な音運びで聴く者を唸らせて来た。是非、フュージョン系バンドで活動しているベーシストには聴いて欲しい一人だ。