子供が成長する上で必要な栄養素は沢山あります。
その中でもとくに重要とされる栄養素の一つとしてタンパク質があります。
身長を伸ばすには是非摂取したいので、タンパク質の多い食べ物や食べ方を紹介します。
身長を伸ばすにはタンパク質を摂取
身長を伸ばす栄養素として有名なのはカルシウムというイメージが強いです。
ですが、本当はタンパク質が身長を伸ばすんだという声があります。
身長を伸ばすためには骨を伸ばします。
その骨が何から出来てるかと言うと、カルシウムはもちろんですが、大事な骨の芯の部分はタンパク質で出来てるんです。
芯の部分がタンパク質で形成され、その周りに肉付けとしてカルシウムやリンが付着し、硬くて丈夫な骨が出来上がります。
また骨が伸びるのに重要な成長軟骨部分はコラーゲン(タンパク質)が主に出来ています。
そのことからもタンパク質は身長を伸ばすには重要なことがわかります。
タンパク質が多い食べ物
ということで、子供の成長を促進させるには、タンパク質をしっかり摂取しましょう。
どんな食品に多く含まれているのか見てみます。
【タンパク質が多い食べ物】
- 鶏のササミ 23g
- 牛のモモ 21.2g
- 豚のロース 19.3g
- しらす干し 40.5g
- イワシの丸干し 32.8g
- するめ 69.2g
- 生卵 12.3g
- きな粉 35.5g
- 揚げ 18.6g
- 納豆 16.5g
- プロセスチーズ 22.7g
- ヨーグルト 4.3g
- 牛乳 33.3g など
【子供の1日の推奨摂取量】
「男の子」
6~7歳 35g
8~9歳 40g
10~11歳 50g
12~14歳 60g
15~17歳 65g
「女の子」
6~7歳 30g
8~9歳 40g
10~11歳 50g
12~14歳 55g
15~17歳 55g
タンパク質+ビタミンB6
タンパク質を摂取するときにビタミンB6を一緒に摂取することで、効果がより得ることができます。
タンパク質は吸収するときに一度アミノ酸に分解します。
エネルギーに変えたりもします。
その働きに必要なのがビタミンB6なんです。
体内で分解されたアミノ酸を再度タンパク質へと合成するのもビタミンB6が必要です。
ですので、タンパク質を摂取するときはビタミンB6も一緒に摂取すると言うことを覚えておいてくださいね。