子供の身長が伸びる=骨が伸びる。
その骨を伸ばすためには栄養素だったり、運動で刺激を与えたりが必要です。
色々あるのですが、ソマトメジンCというホルモンも深くかかわっています。
そのソマトメジンCを分泌させる食品について調べました。
ソマトメジンCとは?
そもそもソマトメジンCって何だ?
あまり聞きなれない名前のホルモンですよね。
身長を伸ばすために必要なホルモンと言えば、成長ホルモンです。
成長ホルモンがいかに分泌されるかで身長が伸びるかどうかが左右されます。
それぐらい重要なホルモンなんです。
でも実は、成長ホルモンが直接身長を伸ばすのに関わってるわけじゃなかったんです。
骨が伸びるまで、どのような仕組み化を簡単に説明します。
成長ホルモンが分泌されます。
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成長ホルモンの働きで、肝臓により「ソマトメジンC」が分泌されます。
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ソマトメジンCが骨の成長を促します。
つまり、成長ホルモンはソマトメジンCを分泌させるために働いていたんですね。
ソマトメジンCの分泌を促進する食品
ソマトメジンCは成長ホルモンにより分泌されてることは分かりました。
と言うことは、ソマトメジンCを分泌させるためには、成長ホルモンを分泌させる食品を食べればいいってことですね。
成長ホルモンを分泌するために働いてくれる栄養素はアルギニンです。
では、アルギニンを摂取するためにはどんな食品が良いのでしょうか。
- 豚ゼラチン
- 湯葉
- 高野豆腐
- 鰹節
- きなこ
- 大豆
- しらす干し
- 鶏肉・豚肉
他にもありますが、代表的なものをあげてみました。
アルギニンの1日に推奨される摂取量は体重50kgの人で約5,000mgと言われています。
小学生であれば、もう少し少なくてもいいかもしれません。
ただ、アルギニンはアミノ酸の一種で体内で合成できる非必須アミノ酸ではあるのですが、子供ではまだ十分に合成できないんです。
その為、しっかりと意識して摂取する必要があります。
ただ、アルギニン5,000mgを食品でまかなおうと思うと結構な量を食べなくちゃいけないです。
成長ホルモンの分泌はアルギニンが全てではありませんが、もししっかり摂取したいのであれば、成長サポートのサプリメントなんかも方法の一つですね。