公園の池から観察したハイイロゲンゴロウ。
ハイイロゲンゴロウは中型のゲンゴロウ類で、ゲンゴロウ類では最も普通に観察される。
個体数が多いというよりも、画像の様に公園の池や畑の貯水槽、 荒れ地の水たまりなど、いわゆる「人工環境」や身近な水域で観察される事から見かける場所が多くその水域にて観察される個体数も多いものと思われる。
よく水中を泳ぎ回るゲンゴロウ類であり、泳ぎ回る姿は観ていても飽きない!
(画像はプラケース)
プラケース内の動画。
ハイイロゲンゴロウは中型のゲンゴロウ類では獰猛な面もあり、大型種の様に小魚やオタマジャクシなどを捕食してしまう事もある。
この公園の池からはこの時期に幼虫が観察された。
他に、ミズカマキリも観察された。
この公園の池では繁殖地が無いと予測される為、この公園の近くに繁殖できる環境が存在する事だろうと思われる。
繁殖は自然環境で行い、越冬は人工環境で行う事なのかも知れない。