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スジブトヒラタクワガタの新成虫割り出し。
個人的には菌糸瓶や添加物マットなどの人為的なものは使用せず、幼虫の飼育は自然的飼育の材飼育のみとしている。
菌糸瓶や添加物マットなどの様に大型個体はあまり羽化しないが、自然的な体型の新成虫が羽化する事が魅力的である。
昨年の2023年3月に2令幼虫をセット。
1年後の2024年5月に飼育コンテナから割り出す。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240515/00/sinchannatiuraruroom/43/f1/j/o1080063615438872339.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240515/00/sinchannatiuraruroom/8f/51/j/o1080072715438872344.jpg?caw=800)
画像の新成虫は50mm以上がやっとというサイズではあるが自然的な体型はやはり魅了される。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240514/22/sinchannatiuraruroom/e6/0a/j/o1080080215438832689.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240514/22/sinchannatiuraruroom/99/7e/j/o1080070015438832700.jpg?caw=800)
スジブトヒラタクワガタは奄美大島と徳之島しか生息していない「固有種」であり、アジア大陸、 中国大陸、東南アジアからもいわゆる「近似種」が生息していないとされる。
南西諸島が高山であった時代の「遺存種」とされる説も多いクワガタムシ類である。
公園の池から観察したハイイロゲンゴロウ。
ハイイロゲンゴロウは中型のゲンゴロウ類で、ゲンゴロウ類では最も普通に観察される。
個体数が多いというよりも、画像の様に公園の池や畑の貯水槽、 荒れ地の水たまりなど、いわゆる「人工環境」や身近な水域で観察される事から見かける場所が多くその水域にて観察される個体数も多いものと思われる。
よく水中を泳ぎ回るゲンゴロウ類であり、泳ぎ回る姿は観ていても飽きない!
(画像はプラケース)
プラケース内の動画。
ハイイロゲンゴロウは中型のゲンゴロウ類では獰猛な面もあり、大型種の様に小魚やオタマジャクシなどを捕食してしまう事もある。
この公園の池からはこの時期に幼虫が観察された。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240228/00/sinchannatiuraruroom/3f/e7/j/o0960061115406836451.jpg?caw=800)
他に、ミズカマキリも観察された。
この公園の池では繁殖地が無いと予測される為、この公園の近くに繁殖できる環境が存在する事だろうと思われる。
繁殖は自然環境で行い、越冬は人工環境で行う事なのかも知れない。