企業と利益
今日は寒かったですね。
新緑と雨・・・草木の成長の速さにおどろかされます。
さてさて、昨日のブログで地震の日のディズニーの素晴らしい対応について書かせていただきましたが、「そんなに商品を配って商売になるの?」という疑問を持たれたかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも、「企業が利益を稼ぐ理由は何?」と考えると「会社を存続させて、生活していくため。」ということが思い浮かぶ。
でも私は正直に言えば、お金をいただいたときよりもお客様の笑顔を見たときや「ありがとう」とおっしゃっていただけたときのほうが、ずっと嬉しい。
もちろんお金に困ったこともあった。
お金がない=仕事がない。
おなかもすくし、食べないので、目は回るし、栄養が身体に行き渡らないから枝毛は出来るし・・・。
でも、なにより辛かったのは、自分が世の中から取り残されているような感覚。
お客様の笑顔や「ありがとう」が、どんなにそれまでの自分を支えてくださっていたかを思い知った。
空腹のなかで、無償に思った。お客様の笑顔が見たいと。
お金のためだけに、存在する企業はまずないと思う。もし目的が、「お金」もしくは「存続そのもの」だとすると、従業員の行動指針が定まらないし、ドメインが広すぎて経営の方向が定まらない。そんな会社は長くは続かない。
だとすると企業が存続する理由は他にあるはずだ。
そうすると得られた利益は何に使われるのか?
それは、お客様のための新しい施設への投資だったり、よりよい商品やサービスの提供などではないだろうか?
そうすることで、企業も大きくなっていく。
そう考えると利益をだしていくことは、とっても大事!
緊急時、迷わずキャストがぬいぐるみや商品を配ることが出来たのも、このような積み重ねの成果だと思う。
『今日の利益は明日の素晴らしい仕事につながる』
そう思うのです。