皆さん、こんにちは。
今回は日本人飲酒動向調査の第2弾です。
今回は残りの項目についても見ていきましょう!
【ライフスタイル編】
中~高齢層に比べ、若年層ほどソト飲みの傾向(5.5 回/月)が明らかに!
飲酒を始めた場所を尋ねたところ、1988 年に比べて「居酒屋」で飲み始めた人が約25%も
増えていることが明らかになりました。また、どこで飲酒するか頻度を尋ねたところ、
自宅で飲むに回数が多い(全世代の平均14.2 回/月)ことが分かりました。
一方、外で飲む人の傾向を調べたところ、若年層は中~高齢層に比べ自宅以外での
飲酒頻度が高いことも分かりました。
データでは飲み始めた場所は1988年では12.9%⇒38.4%(2017年)になっており、
25.5%の増加という状況のようです。確かに筆者も最初の頃の飲みは居酒屋だった気がします。
続きまして、
【日本酒は食前酒?食中酒?】
※一番最近の飲酒で日本酒を飲んだ人に日本酒を飲むタイミングを尋ねたところ、
1988 年と比べて「食前」から「食中」と答えた人が約45%も増え、
日本酒を飲む人の約70%が食中酒として楽しんでいることが分かりました。
ということで、日本酒を食中酒として飲む人が大多数という結果だったそうです。
確かに、最初は軽めのビールから入り、酔っ払い過ぎないように胃に物を入れてから
日本酒のような流れがある気もするので、納得の結果ですね。
そして、ストレスの解消となっているお酒ですが、日本酒等の飲酒時について
どういう影響や効果があるのかも記載がありました。親切な調査ですね。
※<<ストレスの解消にはお酒を?>>
ストレスにより、血管壁に沿って分布している交感神経の末端からノエルエビネフィリン
(ノルアドレナリン)というホルモンが分泌されて血管は収縮します。
一方、日本酒や赤ワイン、焼酎、ウィスキーには血管の拡張を促す物質として、
アデノシンが含まれています。
愛媛大学の奥田拓道教授の文献※によると、血管に同量のノエルエビネフィリンと
アデノシンを振りかけたところ血管の収縮が見られず、ストレスで収縮した血管を
アセトアルデヒトとアデノシンが拡張して血流が流れやすい状況を作ることがわか
っています。特に日本酒には、他の酒類に比べ多くのアデノシンが含まれています。※
※奥田拓道「2002-2003 改訂新版健康・栄養食品事典」(東洋医学舎 2002 年)※
日本酒は超ストレス社会(特に若手には)にはとても良い影響がありそうな内容ですね。
軽めのお酒は良い影響もあることは、何よりです。
真剣にお酒を造ってくれているメーカーの方々に感謝していきたいですね。
最後に、理事長さんからのコメントを載せておきます。
<<日本酒造組合中央会 理事 濱田 由紀雄>>
昔は、食事を楽しむこととお酒を楽しむことは、基本的に別のものと考えられていました。
日本酒を飲むときは日本酒だけ。もしくは、簡単なおつまみ程度を添えて飲む人が多く、
お酒の「通」と言われる人ほどその傾向が強かったと思います。
それには、日本酒が日本人の主食であるお米が原料のため、
ご飯の替りという意識もあったのではないでしょうか。
一方最近は、飲酒と食事を一緒に楽しむ習慣が定着してきたことと、
日本酒が料理の美味しさを引き出してくれることが広く理解され、
食事中に日本酒を飲む人が増えたのだと思います。
さて、2回に渡り紹介いたしました、日本人飲酒動向調査でしたが、
皆様自分の予想通りの結果だったでしょうか。
結果を見てみて、これからもメーカーさんに感謝しつつ
仲間と楽しいお酒の時間を過ごしていきたいと思いました。
今回は以上です!