「親に向かってそんなことを言っていいと思っているのか!」
「親に向かってなんだ!その口のきき方は!」
「親に口ごたえするのか!」
これらは、親が上で子どもが下だと思っているからこその発言です。
そもそも親子関係に上下はありません。
親が間違うこともあるし、
子どもが正しいことだって当然あります。
毒親は、
ただ親だからと言うだけで、
親の方が偉いと勘違いしています。
親が子どもを育てるのは当たり前です。
毒親は、
育ててやっている、
育ててやった、
○○してやった、
と恩着せがましく言い、
親の思う通りに子どもが動くように、
ひどい時には親の言う通りにしないと罰を与えたりもします。
子どもは親の支配下にあると思い知らせるようなひどい仕打ちをすることさえあります。
子どもは親の言う通りにしていれば、
自分は生きていけるのだと思ってしまいます。
そして親の支配を受け入れるのです。
そうやって育てられた子どもは、
大人になった後も
親の言うことに従わないことに対して恐怖がつきまとうようになります。
いつまでも親に支配されたまま自分の人生を生きることができません。
親が死んでも続きます。
まずは気がつくことからです。
気がつくことで
少しずつ手放していくことができます。
人は本当に少しずつですが変わっていくことができます。
自分をあきらめない、
その気持ちを持ち続けて
子どもの頃に受け取った
誤った考え方を手放していくことができます。