朝ドラ「舞いあがれ!」、IWAKURAを訪れた菱崎重工の荒金重役から
ボルトの試作品の品質検査の結果が発表され、IWAKURAが作った試作品の
品質自体は朝霧工業のものと遜色ないくらい素晴らしいものであったけど、
量産体制の観点から、今回の航空機部品の正式な発注は
朝霧工業の方に頼むことが荒金から伝えられた。
IWAKURAの将来性を見込んだ荒金に「今後航空機部品の生産に特化する考えは
ありませんか?」と尋ねられ、すごく嬉しそうな舞ちゃん。
しかし社長であるめぐみは慎重な態度を崩さない。
そしてめぐみは意を決したかのように答える、
「夢のある話には必ずリスクを覚悟しないといけない。先代が生きているなら
まだしも、私ではリスクに挑む勇気がない。なんとか今の形を守って
コツコツ続けていくのが精一杯。これから先、IWAKURAが航空機部品に
特化することはないと思います」
めぐみは航空機産業への参入を断念することを荒金に伝えた。
めぐみのこの決断には率直に驚かされた。
でも、めぐみも色々考え、悩んだ末にこの決断に至ったのだと思う。
めぐみも当初は、先代の浩太と同じ夢を共有していた。
でも、舞ちゃん達が実際に航空機部品に挑戦している過程で
航空機産業への参入が想像を超えるくらいに高いハードルであることを知った。
めぐみはリーマンショックを経験して、かつて何人もの従業員をリストラしている。
大切な従業員の生活を守るためにも、もう同じようなことは2度と
繰り返したくはないという思いから、リスクのあることには
敢えて挑戦しないという判断に至ったのだろう…。
残念だという思いはあるけど、めぐみの判断を私は尊重したいと思う。
航空機産業への参入の断念により、舞ちゃんのひとつの「夢」は終わりを告げた。
だけど、情熱的で何事にも頑張る舞ちゃんだから、これからの日々を
一生懸命過ごしていく中で新たな「夢」はきっと見つかると思う。
私はこのドラマが終わるまで舞ちゃんの懸命な生き様を
最後までしっかり見届けたいと思っている。