Pray for Japan | トヨタホームのシンセ・カーダで暮らす日常

トヨタホームのシンセ・カーダで暮らす日常

夢のマイホームをトヨタホームでシンセ・カーダ・モードを建てました。
新築までの紆余曲折と、新居での生活をブログで綴ります。

東日本大震災にて被災された皆様には
心よりお見舞いもうしあげます。
 
今回の地震と津波は本当に恐ろしい災害だ。

私の会社は被災して全国にあるお店に今も十分な商品が届けられない。
昼夜を通しての復旧活動。
計画停電の合間を縫って、できるかぎりの製造を続ける。
特に被災がひどかった宮城、福島、山形、茨城、千葉を優先して、
毎日必死に製造したものを現地の店に届ける。
時には製造オーバーを避難所に届ける。
感謝の言葉をFAXやはがきでもらう。
当たり前のめずらしくもない商品が、こんなにありがたがれるなんて、
うれしくもあり、悲しくもなる。
 
「対岸の火事」という言葉がある。
 
これまでに記憶に焼きつくのは阪神淡路大震災、9.11、
NZの地震、どれも未曾有の被害だった。
でも自分の中でそれが全部「ヒトゴト」だったことに気づかされた。
情けない。
 
TVやネットで流れた津波の恐ろしさ。
瓦礫の山と化した街の映像。
毎日膨れ上がる犠牲者の数。
予断を許さない福島第一原発。
恐ろしい余震。
 
計画停電、節電、自粛のムード、ガソリンの不足、物品の不足、流通網の混乱。
自分の仕事や生活にいやおうでものしかかる災害の爪あと。
なによりも被災地の現実。
津波の映像、瓦礫の山、形もわからない車、大地に打ち上げられた船。
 
大切な家族を亡くし、残された家族。
支えになる思い出の品々さえも流された被災者たち。
なんともやりきれない思いが募った。
涙がでてきて、止らなくなる。
 
悲しみにくれる毎日。でもこのままときは止ることはなくて、
食べるため、いきていくために、前進しなくちゃいけない。
復興への一歩は歩みだす気力、勇気。
 
自粛ムードも大切だけど、それじゃ経済はまわらない。
元気なところは、元気にがんばる!
阪神淡路大震災を経験した人たちからの言葉。

日本は必ずまた立ち直れる。
今こそ日本のポテンシャルを世界に見せ付けるとき。
日本はこのままで終わらない。
亡くなった人々、大切な人をなくした人たち、そしてこれからの長い復興という
未来をいきていく子供たちのために、
元気な私たちにできることをやろう。
 
節電のためによる看板の電気を消してる店。
募金箱に小銭を入れる子供たち。
勇気づけてチャリティコンサートを開くミュージシャン。
それを聞く観衆。
市役所に集められた被災地への物資。
自衛隊員の活動。
スタジアムに響き渡る君が代の合唱。
カズの魂心のゴール。
不運に見廻れた人たちと
私たちはしっかり繋がっているってことを実感する。
 
街の全てを飲み込む津波の映像。
見渡す限り瓦礫の山と化した風景。
泣きながら家族を探す人たち。
家もお金も全部流されて身ひとつになったのに、
「がんばろう」って自分を奮い立たせて笑顔でがんばる人たち。、
被災しなかった私たちは、人間の尊厳を垣間見て、
そしてどうしてか、ちょっとは人にやさしくなれている気がしない?
 
ACのCM。しつこいけど、悪いのはACじゃなくて、
自粛ムードでスポンサーを降りている企業。
きちんと情報を見極めよう。
「何が善で、何が悪か」
寒くて、水もなくて、食料も十分になく我慢している人たちのこと
考えてみて。
ACのCMのしつこさ。どっちがいい?
デマにも惑わされないように、自分の頭で考えて行動しよう。

停電は不便だけど、電気、ガス、水道、テレビもない生活とどっちがいい?

「ちょっとの停電ぐらい、被災している人に比べたら、全然平気よ」
インタビューにそう笑顔で答えたマダム。
見かけによらず人の痛みがわかる人なんだと泣けた。

私は使っていない電化製品のコンセントを抜こう。
ちょっとぐらい不便でも我慢しよう。
ちょっとの間寒くても、薄暗くっても我慢しよう。
 
 
松山千春のコメント。感動した。
 
知恵のある奴は知恵を出せ。
金のある奴は金を出せ。
勇気のある奴は勇気を出せ。
そして、何もない奴は元気を出せ。
 
小さなことがあつまって、被災地を、日本を支えている。
対岸の火事じゃない。
全ては自分たちの未来の日本のために。
わたしにもできることがある。
 
数ヶ月たって、世の中が落ち着いても、
被災地では戦いは長く続くんだろう。
忘れてはいけない。
日本人全員が、一人ひとりが、
復興への道を切り開くんだってこと。
絶対に忘れない。
 
使えない政治家。
火事場泥棒。
自分のことだけ考えて買占めする馬鹿。
計画停電に文句だけたれるアホ。
くたばれ。
 
遠い外国から日本を応援してくれる見ず知らずの人たち。
日本のために祈ってくれる人たち。
自分達は冷たいごはんを食べて、冷たい水や泥や、瓦礫の中で
必死に救助活動をしている自衛隊の人たち。
海外からの援助隊。
命をかけて原発に立ち向かう消防官、東京電力の人たち、関係者。
ありがとう。そして全ての人達に幸福を!
 
そしていつか、互いに支えが必要になったなら
絶対に恩返しをしよう。
「対岸の家事」にしない。
わたしにできる小さなひとつを、必ず実行すると約束する。
 
がんばれ!
日本がんばれ!
みんながんばれ!