リーグワン3位決定戦 横浜E VS 東京SG
先週までの入替戦で今年のリーグワン生観戦は終わりにしようかなと思っていたのですが、仕事中「結構今日は早く出れそうだな」という感触をつかんだので、秩父宮の席、空きがあるかなあ?とチケットラグビーを見ると、ちょうど屋根のある席で空きがあったので、ついつい行ってきましたw
いつものバックスタンド側から、
メインスタンド側へ移動。
雨ということで、試合開始までは通路が人でごった返していました。
私はガソリンを2杯ほど補給。
そして試合開始。
久しぶりにかなり中立の立場で見るラグビー。
どちらに肩入れする訳でもなく(席は東京SG側で、ノンメンバーの席のすぐ下側)
前半は東京SGペース。
少なくとも、そう見えました。
3位決定戦は、優勝を目指していたチームにおいてモチベーションがどうかなと思ったのですが、その辺は感じませんでした。ただ、中4日ってのがね。
松島選手、中村選手などはメンバーに入ってきませんでした。松島選手はご自身のTwitterで「怪我でスミマセン」みたいなことを呟いていました。
スクラムは東京SG。
3番の細木選手、強すぎましたね。
遠目に見て、ヒットして一旦ステイするのですが、コレ押せるなあって思いながら見ていました。ちょっとやり過ぎてアングル取られてたのもありましたが。
前半は15-8、東京SGリードで折り返します。
後半は横浜Eの時間が長くなります。
デクラークさんの御見事なトライで点差を詰めると、ゴール前、ペナルティ起点の攻撃から、最後はハラシリさんの逆転トライ。いやあ、ハラシリさん、マフィのアクシデントの穴を見事に埋める大活躍でした。
その後、東京SGに再逆転を許しますが、
試合中、膝?を痛めた田村さんの外側へのゴロキックに合わせた小倉選手、その小倉選手に外側のディフェンスが詰めた所に、左WTB松井選手へパス。これを最後まで走り切り、松井選手、この日2本目のトライ。コンバージョンも決まり26-20で6点差で残り10分。
ここからは横浜E、エリアの取り方が上手かったですね。
デクラークさんのゲームコントロールがかなり効いてたかな。東京SG陣内でゲームを進めます。
ただ、爆発的な攻撃力を誇る東京SG、自陣からでも繋いで取る力は十分にあります。
最後、SG陣内のペナルティ、横浜Eはショットを選択。
ここで私は、「外したらカウンターで一気に来るぞ~」と独り言。
ゴールを狙ったエスピー・マレー選手のキックはポストに当たり、ここから東京SG最後の攻撃。
ただ、ここから繋ぐのですが、敵陣に入ることなく横浜Eの素晴らしいディフェンスでボールを取り返され、終了のホーンがなり、デクラークさんが蹴り出してFT。
ノーサイド直後、デクラークさんは座り込んじゃいましたね。SHで80分間、しかも、かなり奮闘していましたから。
そして、その隣で倒れ込んでいた田村選手を、
優しく起こしてあげますw
しかし、3位決定戦とはいえ、金曜日のナイター、しかも雨というコンディションで8,000人入ったのは驚きでした。
赤と黄色、大体同じぐらいの数のファンが来ていたかな。
26‐20。
POMは2トライを挙げた松井選手。
でもね、私個人的には、
やっぱデクラークさんでしょ。
私の主観だけですが、まず、「勝ちたい」というオーラが凄かった。80分間、常に集中していたように見えました。相手に隙があると、そこをどんどん突くような持ち出しラン、キック、パス。目線だけでも相手を牽制してました。
来季もいてくれるのかなあ?
その前にW杯、頑張れ!
そして横浜E沢木HC。
インタビューで少し泣いてませんでした?
鬼の目にも涙っすかねえ。
そして表彰式。
チームキャリアハイで今シーズンを終えた横浜Eの来季に期待しましょう。
この試合に対するモチベーションは、正直、横浜Eの方が上でしたね。準決勝で梶村キャプテン不在の中、ワイルドナイツの圧力に屈した1週間前。
決勝進出とはなりませんでしたが、初のベスト4入り。3位で終わろうという強い意志が感じられました。
対する東京SGは、中4日という日程と、横浜Eよりはモチベーションの維持が難しいこの試合で前半からかなりのファイト。ちょっと、う~んと唸りながら、私は会場を後にしました。
それはそうと、
移籍の噂が出ているこの方、来季はどうなるんでしょう?
怪我明けの先週の試合でもそうでしたが、オフェンスもディフェンスもほんとワークレートの高いワールドクラスのプレーでした。
そして、この方の去就は?
出来れば来年も日本で見たいですねえ。
帰る時には雨も上がり、
私はいつもの所で反省会。この日はサントリー戦ということで、プレモルでw
これにて私の今季のリーグワン生観戦は本当におしまい。
決勝はJスポで観ます。
熱い試合を魅せていただいて、ありがとうございました。