術後4か月、職場復帰して2か月半くらい。ゴールデンウィークは新幹線が混んでいるし、仕事が少し入ったので帰省は見送り、東京で過ごしています。

 

いま、ウィッグをどうするか考え中です。ウィッグは、抗がん剤で髪が抜けはじめた時に買いました。脱毛は途中で止まりましたが、治療中から白髪染めを止めたままだったので、髪を短くして、ウィッグを被って職場に行っています。

 

ウィッグは白髪染めをしなくていいし、髪型はまとまり、楽です。

でも夏は暑そうです。そこで、

①ベリーショートのグレーヘアーのままにするか。

②ベリーショートの髪をダークブラウンくらいに染めるか。

③ウィッグを被り続けるか。

 

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仕事については、思い切って上司にやりたい職種の希望を伝えたところ、希望が通り、職種が変わりました。学芸員の資格は、大学時代に取得しており、問題ないと上司が判断しました。

いまは、夏に企画している展示の準備をしつつ、展示に合わせた刊行物の編集をしています。

 

永遠に生きられるわけじゃないから、生きている間にやりたいことにやろうと思い、今回思い切って希望を伝えました。

 

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言いたいことを言ったほうがいいのは、今回の病気で学んだ気がします。

 

治験を断ったときも、セカンドオピニオンやサードオピニオンを取ったときも、主治医はいい顔をしませんでした。でも、自分の希望を伝えて行動したせいで、主治医とはいろいろありましたが、結果として、私は納得して治療を受けることができた気がします。

 

言いたいことを口にすると、そのとき相手にいやな顔をされても、状況が変わって、結果として、よかった気がします。

 

主治医には「変わった人」と思われたかもしれませんが、「ものわかりのいい人」と思われるより、楽だった気がします。

 

 

バラの季節になりました。手術で心配をかけた母に、母の日にバラを贈る手配をしました。来年も再来年ももっと先も、母の日の花を贈ることができたらと思います。