退院後14日、昨日、初めてのストーマ外来でした。一人で電車に乗って、歩いて、都心の病院に行ってきました。

 

電車に乗って出かけたのは、退院後初めてでした。(退院の報告に出向いた職場は徒歩圏)

 

入院中にお世話になったストーマ専門の看護師さんが外来の担当でした。「体調を見たい」と言われ、当初の予約から一週間前倒しの外来でした。

 

ストーマのまわりの赤くなった炎症は治っており、装具はいまのままでよい、管理がよい、とのこと。

 

パウチとナイトバッグをつなぎ忘れた話をしたら、「自分の尿の量がわかっているなら、つながない人もいる」と言われ。ストーマをパウチにはさんでしまった話をしたら、「失敗は成功のもと」と言われ。総じて「心配するな。もっと外出しなさい」と言われました。

 

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私は元気なのか、と思いました。ブログに「体力がある」とコメントをいただいた時も、そうなのか、と思いました。病気になって、自分の体のことがよくわからなくなっていました。

 

外来のあと、敷地内にあるレストランでランチを食べて、抗がん剤治療で入院中の同じ主治医で同じ手術をした人と会い、そのあと、電車に乗って、用事を済ませ、久しぶりに新宿駅あたりを歩き、家に帰りました。万歩計は一万歩を越えましたが、あまり疲れはなく。回復しているのだなあと思いました。

 

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ストーマについては、温存療法を望んでいた私がストーマを受け入れられるのか、病院のスタッフに心配をかけたようです。術前にストーマの動画をみるプログラムは勧められず。主治医もストーマには触れず。術後に、私が装具交換をすると、看護師さんから「よかった、心配していました」と言われました。

 

病院でストーマの説明はなかったのですが、ここで先輩がたのブログを読んでいたので、私はわりと最初から装具交換ができました。助かりました。

 

ストーマには名前をつけて、名前の由来を看護師さんに話して、大笑いして、わりと楽しくやっています。

 

 

敷地内のレストランでランチを食べました。