12月18日に入院し、12月20日に手術、1月16日に退院しました。

いろいろご心配いただき、ありがとうございました。

 

退院して10日ほど経ちました。

病理検査の結果待ちのせいか、主治医に「腸閉塞と腎盂腎炎は必ずなると思ってください」と言われたせいか、大きな手術をしたせいか、まだぼんやりしています。

 

手術当日と翌日のことを書いてみます。

 

当日の朝、病棟の看護師と歩いて手術室に行きました。前月にオープンしたばかりの新館の手術棟は、映画で見る宇宙船のセットの中みたいで、設備は最新、廊下の床も壁も白くピカピカでした。

 

私が入院した病院は、先端医療を行っている大きな病院で、泌尿器科医は20名ほどいます。私の手術は、医長ともうひとりダビンチ手術の経験の多い二人が執刀、手術室には主治医のチームの4人の泌尿器科医もいました。

 

手術室に朝8時40分に入り、手術台でパジャマの上を脱いで、手術室にいた主治医から「手術がんばりましょうね」と声をかけられ、麻酔科医から説明を聞き、手術室の看護師さんが手を握ってくれたあたりまでは覚えています。

 

目が覚めたときは、手術が終わっていました。夕方5時くらいでした。手術は7,8時間で終わり、輸血なし。特に痛みはなく、意識は普通。家族がベッドの横にいて話しかけてきましたが、私は声が出ず。それでスマホを借りて要件を打ち込みました。障害者手帳の申請書類についてのやりとりをしました。

 

そのあと、同じ新館の別フロアーにあるICUにベッドごと移動。ICUは完全個室で、ここも床や壁が白くピカピカで最新の機器が備えられ、バイタルは自動計測でした。

 

ICUで一晩過ごし、翌朝、歯科衛生士がやって来て歯のクリーニングをし、リハビリ科の理学療法士がやって来て血圧を測りながら離床。看護師さんも何度も来ました。テレビをつけてくれたので見ていました。水を飲んでもいいといわれ、持参したストローつきのコップに水を入れてもらい、飲みました。

 

午後、ICUから病棟のナースステーション前の個室に移動しました。

 

主治医は「痛み止めはたくさん用意します。痛いときは痛いと言ってください。あなたが痛いと言わないと、だれもあなたの痛みがわかりません。痛みを押さえて、翌日から歩いてもらいます」の言葉どおり、背中に硬膜外麻酔の管、点滴にも痛み止めが入っており、手術の痛みはほとんどありませんでした。

 

午後に看護師さんに付き添われて、病棟の廊下を歩きました。

主治医は、入院中、朝夕回診にやってきました。

手厚い医療を受けたと思います。

 

 

 

元日の夜の病院の食事。普通食になっていて、よかった。