職場の健康診断で尿潜血が陽性で、2023年4月に、病院に行きました。

膀胱炎と言われ、薬を飲んでいました。

6月に、大きい病院に行くように言われ、その病院で、膀胱癌と診断されました。

 

7月に、膀胱温存を求めて、今の病院に転院。

検査を兼ねた内視鏡手術TURBTを実施。8月に診断がつきましたが、温存は難しいといわれ、手術を勧められました。

 

8月の終わり、膀胱温存を求めて、大阪の病院に相談に行きました。

大阪の病院では、膀胱温存できる、と言われて、受け入れていただけたのですが、その時、疲れがひどく出て、この先、新幹線で、大阪へ治療に通い切るのは難しいと判断し、東京に戻りました。

 

9月、東京の病院に戻り、手術前の抗がん剤をはじめるため入院し、採血したところ、白血球の数値が下がっていることがわかりました。たまたま飲んだ胃薬の副作用で、一時的に白血球が低下した、と、主治医が突き止め、薬を休止して体調はすぐに戻りました。が、そのあと、コロナに院内感染し、隔離。

 

これ以上、何も治療しないでいるのが怖く、隔離後、術前の抗がん剤をはじめました。


でも、温存できないかという思いが残り、大阪の病院と同じような温存治療を近くで受けられる病院はないか探しました。

 

11月はじめ、抗がん剤2クールが終わったタイミングで、セカンドオピニオン、というか、サードオピニオンに行きました。そこでは、「温存できなくはないけれど、手術をしたほうがあなたは10年、20年、あるいはもっと長く生きられる。生きてほしい」と、言われました。

 

東京の病院に戻り、手術に向けての治療を継続することになり、手術の予定日も決まりました。

 

「温存より手術のほうが根治性、生存率がよい」と、主治医は言います。

来週から術前の抗がん剤3クール目がはじまります。

 

私自身、全摘手術の決心がつかず、温存療法の病院を探していました。

でも、現実問題として、再発のリスクを覚悟して、温存療法を選べたか、自信がありません。

 

結果として、全摘手術になりました。根治性、生存率がよい治療になったのだ、と、これからは、この治療のよい面に目を向けていけたら、と思います。

 

手術は12月の予定です。