先日

しんさんの両親のお誕生日会をしました

真ん中バースデーです・:*+.



95歳のおばあちゃんも一緒に

伯母さんも駆け付けてくれました


大好きなお父さんとお母さん

穏やかで、優しくて


結婚の決め手と言っていいほど

この人たちと家族になりたいと思いました



子供たちもじーじ、ばーばが大好き





私はこんなに温かい家庭を知らなかったので

食卓で笑いが起こるたびに


楽しいなー

ありがたいなーと、思うばかりです



そして、大好きなおばあちゃん


しんさんと飲食店を経営していた時


「あなたはとても我慢強いね。

あの子には内緒にしときなさい。」


と隠れて

よくお小遣いを握らせてくれました。笑


趣味も多く、お友達も多く

おばあちゃんのように歳をとっていけたら素敵だなーと

思っています




そんな大好きな家族が集まったこの日


しんさんの調子が悪く

滞在時間の約半分を

お手洗いにこもったり

別室で横になっていました


最初の何口目かで、詰まってしまい

そのまま気分も悪くなったようです



お料理上手なお母さんが作ってくれた

たくさんのご飯


おばあちゃんは美味しいお寿司も買ってきて

くれていました



豪華なご飯を囲む席に

しんさんの姿はありません


子供達は楽しくキャーキャーと騒いでいます



みんな笑顔で、穏やかな時間



でも心の中で

みんながしんさんのことを考えているのがわかります



日差しがたっぷり入る大きな窓際で

長女と次女が積み木を始めました


そんな2人の後ろ姿を見つめながら

おばあちゃんが



「あの子と変わってやれたらねぇ…

ばあちゃんは95年も生きた。

もう充分よねぇ…」


と小さな声で呟きました



楽しいお誕生日会の雰囲気と、

本当はみんながしんさんのことを心配している


そんな空気感のギャップの中


おばあちゃんの言葉は不意をついてきて



鼻の奥がツーンとしました



ダメダメ。今私が泣いたらおかしい。と

必死にテレビに集中


なによりも私は

お父さん、お母さん、そしてしんさんが


今どんな気持ちだろうと考えたら

苦しくて


でも

ママーママーと呼ぶ子供達の前では

明るく振る舞うことしかできず



自分の無力さを感じました





(今年のひなまつり)



大切な人がいるから

強くなれる


少しは強くなったはずなんだけどな


もっともっとだね