私は47歳。

10年ほど飲食店経営をしてきた。

客はそこそこ入ってる。

かなり忙しい日も多々ある。

商売をやっていればお客さんがたくさん来てくれることは嬉しいことだが、最近はそれが苦痛である。

当たり前だが、買ってきたものをただ皿に並べるだけではないので、料理を提供するには材料の下ごしらえをしたりタレやスープを作ったり準備がある。

忙しくなればなるほどその仕込みが増える。

営業時間はランチ3時間、ディナー3時間の計6時間だが、働いてる時間は朝8時から夜10時までの計14時間。

自分で言うのもなんだが手際や段取りはだいぶいい方だと思う。

それでもこだわりだしたら一つ一つに仕込みの時間がかかってどうしても効率の悪い働き方になってしまう。

そんなことを数年続けてきて、『最近』と言ったがこの一年苦痛で仕方なかった。

疲れ過ぎて突然サボることもしばしばあり、このまま続けても客からの信用を失うばかりだし、嫌々やってても良いものは作り出せないし誰も得はしない。

だから、一度区切りで年内で店を休むことにした。
辞めるわけではなく、あくまでも無期限の休業。

好きで始めたことなのに、それが好きじゃなくなり苦痛になるなら続ける意味がない。

休んでとりあえず一度距離を置くことによって、またやりたくなるかもしれないし、ならないかもしれないし、考えが改まるかもしれない。

来年から何をするか未定だけど、先を考えるのはしばらくやめておく。

そんな2019年の年末である。