休業明けの湊かなえ氏の本が、図書館でようやく回ってくる。
「人間標本」湊かなえ(角川書店)
何というか、最後のどんでん返しが、さらに展開して、少し難解になってきたような気がする。
或る作家を読み始めて波長が合うと、全作品を読むということをやってきた。随分前に、笙野頼子先生の「居場所もなかった」に共感し、新作を続けて読んでいたが、やはり難解になってきて、断念したことがあり、その後、宮部みゆき先生も同様。時代ものは苦手で。
そのほかにも、新作にお目にかかれなくなった作家さんも多し。
古いBlue Rayレコーダーの容量が少なく、録画の消化に追われている。
「誰よりも狙われた男」(2024/5/8 TVH)
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作とか。この人の出演映画はよく見ていたような気がする。地味な作品。