2013年の春

安全地帯としては

2023年現在で

最新のアルバムとなる

14曲入りの

安全地帯ⅩⅣ〜The Saltmoderate Show

がリリースされた

ソルトモデラート

ソルトは塩

モデラートは音楽用語で控えめ

つまり

塩分控えまショー

という

健康を意識した?コンセプト

このアルバムで面白いのは

アルバムサブタイトル通り

ショー仕立てになっていること

玉置さんが扮する

「根尻七五三」という

人物が進行役となり

時報と共に派手な

オープニングナンバーが始まり

名調子の語り口で

2曲名となる

「愛を鳴らせ」へ

そのまま流れ込む

もうひとつ興味深いのは

玉置さん以外の

メンバーも

一曲ずつ作曲して

玉置さんが

詞を付けている

ドラムの田中さんも

鼻歌で作ったという

「希望の光」は

玉置さん曰く

コードなんか要らないよね

なんて言っており

アカペラのみのアレンジだ

それだけに歌詞が

ダイレクトに伝わってくる

さっきまでの

この男に

さぁケリをつけて

言ってやろう

希望という君がいると

安全地帯の圧倒的な

楽器伴奏がなくても

玉置さんの声だけで

曲全体の雰囲気を作り上げ

ひとつの楽曲として

成立させるところがすごい

そのほかのメンバーが

作曲した楽曲も

レベルは高く

ギターの矢萩さんが

「盾」という

これまたギンギンな

ロックチューン

同じくギターの武沢さんは

「よかった」

何がよかったのかというのは

寂しくてよかったという

何とも奥深い詞が付いてる

ベースの六土さんは

「ただいま…おかえり」

これはもう優しくて

心があったかくなる楽曲

ただいま

おかえり

それでいい

あたりまえの日常の

ありがたさを歌っている

このアルバム以降

安全地帯として

新曲として制作した

アルバム作品は

リリースされていない

2017年には

35周年LIVEを

日本武道館で

おこなっていて

僕も観に行った

その後

2019年に脳内出血で倒れた

ドラムの田中さんを

生で見たのは

この35周年LIVEが

最後となってしまった

2019年11月の甲子園のLIVE

"さよならゲーム"にも

田中さんは参加できず

療養リハビリに専念

いつしか復帰して

5人の安全地帯サウンドを

待っていたのだが

昨年の12月17日に

「希望の光」も届かず…

ドラムス!田中裕二!

田中さんの圧倒的な

ドラムプレイ集

みんなの心に

永遠に生きてる

ありがとう田中さん…