ノーアウトランナー一塁が、
一球で、
ツーアウトランナー無し…
野球は恐ろしい…
しかし、
よりによって、
この期に及んでサイン間違いとは…
トホホ…
次のバッターは、
1番のさとうくん…
私とかとちゃんが、
ベンチに戻ると、
「いまの何?!…」…
「そうそう、どっちが何?!」…
「いまのプレイについては、両首脳に教えて貰わないと!…」…
すると、
かとちゃん、
「盗塁ですよね?!」
だって…
「バ、ン、ト…」…
と、言うと、
「え~っ!…、そうでしたっけ?!」…
「ハイ、ここ十年、ず~っと、変わってません…」…
「申し訳、ございません!」…
と、腰を90度に曲げて、
謝った…
「でも、監督…、ボール球じゃなかったですか?…」…
「…」…
「少し、高かったっすよね~」…
「そう?…」…
カッキーン!…
「お~っ!!」…
さとうくんの打球は、
レフト方向にライナーだ!…
「あ~…」…
バシッ!…
歓声が感嘆に変わった…
残念ながら、
レフト正面のライナーだった…
「おっしいな~!…」…
これで、スリーアウト…
《やべ~やべ~…、あれが長打だったら、『ランナー、送れてたら…』とか、さらに避難されてたろな…》…
でも、1点が遠い…
そして、最終回…