六回表は1点返しただけで、2対4…
今日は、攻撃も守備もいまいち…
最終回の粘りに期待して、
この回こそゼロに抑えなければ…
「締まって行くぞ~!」
さあプレイボール!…
「つるちゃ~ん!何番から~?」
「三番で~す!」
「レフトにデカイの行ってま~す!」…
初回のレフトへの…
ふかっちゃんが、すっ転んだ、大飛球だ…
「OK!」…
初球、スライダーをアウトローへ要求…
「そりゃ…」
「振っちまえ!」
ズバン!…
見逃し…
「ボール!」…
二球目、
シンカー、インロー要求…
「うりゃ…」
「あっ!」
カキーン!
スピードの無いシンカーがど真ん中だ!…
強い打球はややレフト寄りのセンターへ!…
これまたデカイ当たりだ!…
センターのごっちん、懸命に追い掛ける…
追い付けそうだ!…
リーグ戦でのまなぶのサヨナラホームランの前のイニングで、
センターオーダーのあわやオーバーフェンス!
と、いう大飛球を捕った姿が、重なる!…
「頼む~…!」
ごっちん!走りながらグラブを差し出したっ!…
バンッ!
「よしっ!…!」
「え~っ!」…
なんと、
ボールは、
ごっちんのグラブから、
レフトから走ってきているふかっちゃんの方向に、
バレーボールのトスのように1メートル程、跳ねた…
だが、捕るにはあと3メートル足りない…
落下した球を拾って直ぐ、中継にきたおぐっちゃんに送球したが、
バッターランナーは、すでに二塁ベースを蹴っていた!…
ごっちんからの送球は逸れて転々とする間に、
バッターランナーは三塁悠々到達…
《今回も駄目なのか…》」
《ようやく掴む事が出来た、決勝のマウンド…》
《優勝を掴む事は許されないのか…》
カキーン!…
《リーグ戦最終戦からの五連戦…》
ホームイン…
《練習試合のひと試合を含め…》
ストライク…
ザザー…
セーフ…
《1分け挟み4連勝…》
ガキン…
《物凄く強くなっていた…》
アウト…
《エラーもひと試合ひとつかふたつ…》
ガキン…
ダダダ…
《先行されても、追い付き追い越し…》
あぁ…
《ヒット数は負けていても、ここという時の集中打…》
ザザー…
セーフ…
ごめんなさぃ…
《本当に強くなったはず…》
ガキーン…
オーライオーライ
アウト…
《それが、今日は…》
ズバン…
《どうしたんだ…》
ズバン…
《なんでやねん…》
ストライクスリー…
この回、また2点取られた…
六回を終って、2対6…
いよいよ、最終回…