レギュラーリーグ開幕戦!詳細⑫… | アウトが取れなくなるまで~野球おやじ奮闘記~

アウトが取れなくなるまで~野球おやじ奮闘記~

小中と軟式野球6年間、高校は硬式で甲子園を目指し、20歳から始めた草野球歴30年。投手歴26年。監督歴9年。50才になってシニアリーグにも本格参戦。レギュラーリーグと掛け持ちで、年間30試合投げている野球おやじのブログ。

センターのなるちゃんが、すぐに三塁に送球したが、


球はレフト方向にそれ、


ショートのおぐっちゃんがその球を捕るのが精一杯だ。




ザーザーッ!




「セーフ!」




二塁ランナーは三塁に滑り込み、タッチアップを許してしまった。




げど、三冠王は打ち取った。




て、ゆうか、打ち損じてもらったのだが・・・




「OK!ツーアウト!ツーアウト~!」


と、バックに声を掛けながら、自分自身に気合を入れ直した。






そして、次のバッターは、


三冠王同様毎年リーグの打率10傑の上位に


名前が載る王者の主将で4番だ。




「はい!強い打球行くよ~!」




と、つるちゃんが叫んだ。


「このバッター、気をつけろよ!」の合図だ。






さて、右打者の4番への初球は?




要求は、アウトロー、ストレート!




「OK!」




三塁ランナーを睨み付け、


セットポジションに。




そして、投げた初球!




「やべっ!」・・・




「ストライ~ク!」




「ふ~っ・・・」




高さは膝元一杯だったが、


コースが真ん中よりだった。


見逃してくれた。




「近目の甘い高さの球を待っていたようだ・・・」


助かった・・・




かとちゃんが、無言でアウトコースに二度、


ミットを刺し示した。




「はい、はい!」右手を上げて応えた。




続く2球目。


要求は、インロー、シュート。




イメージは、右打者の膝元ぎりぎりから曲がり落ちる縦のシュート。




私は、もともとオーバースローで、


35才くらいまでは、ストレートがそこそこ早かったため、


変化球は抜いたドロ~ンとしたカーブだけだった。


40才頃になって、ストレートが少し甘いと、ガンガン打たれだしたため、


カーブの曲がりが大きくなるように、


そして、シュートも横へのスライドと縦へのスライドの2種類投げられるように、


サイドスローとスリークウオーターの中間くらいから投げ始めた。


そして、年々変化球の球種も増やし、種類も増えた。




三塁ランナーを睨み付け、


一呼吸おいて投げた2球目!




「やべっ!」




カキーン!




鋭く振り下ろされたバットが、


力んで上ずり曲がりが小さくなった球を完璧に捕らえた!




バスッ!パーッン!




投球時に構えたのまんまのサードまなぶのグラブに


ワンバウンドで収まった!




「あ~っ!」


「お~っ!」




両チームから悲鳴と歓声が響いた!




まなぶがゆっくりと一塁方向に2,3歩ステップし、


ゆっくりとした球を一塁のなべちゃんに送った。




「アウト!」




「OK!ナイスサード!」




「あっぶね~!あの打球で揚がっていたら、間違いなく狭い球場の餌食になっていたところだった・・・」




「ラッキィ~!」




一回表、何とか零点で凌いだ。




が、初回から17球も投げてしまった。




いったい、今日は何球投げることになるやら・・・