整形後、親に会って言われたこと。 | La vie est un voyage ~バツイチ 49歳 ~

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先日、用事があって
約半年ぶりに
実家の家族に会いました。







***




目の下のクマ取りと
埋没二重の手術をしたのが
6月なので、
整形後に会うのは初。

「会って顔を見たら
なんて言われるかな?
面倒なことを
言って来たらイヤだな〜」

と、少し気が重くて。


父はともかく、
母の反応が怖かったのです。


私以上に
周りの目を気にする性格で
『世間体』とか『常識』を
気にするタイプの母。


「生まれ持った身体に
傷を入れるなんて」

というような感じで
責められるのではと、

会う前から
早く帰りたい気持ちで
いっぱいでした。


ところが当日

再会してすぐに私の方から

「ねえお母さん、
私の顔、
何か違うの分かる?」

と先手を打つと、

母「ん?うん···?」

私「綺麗になったでしょ?」

と、目をパチパチして見せる。

母「あ、本当だ。
美人さんになったじゃない」

とあっさり言い、

さらに

母「もっと早くやれば良かったのに」


私「お金がなかったんだよ。
ようやくこの歳になって
貯められたんだもん」

母「それもそうか」


笑い合って
報告終了。


何てことありませんでした。



まあね、

私が離婚してから
10年以上
独り身でいるのを見て、

母としては
誰かと再婚して
身を固めて欲しい
気持ちがあるのは
ひしひしと伝わって来ていました。

しっかりとした殿方に
見初められるには、

少しでも若いうちに、
綺麗なうちに、

と思うのも仕方ないかな〜。


実際にその時も
それっぽいことを
言われました。



でもね、

確かに数年前まで
婚活をしていた時期も
あったけど、

あの時に
私をつき動かしていたのは、

私の意思ではなく
母の呪縛だったんだろうな
と思うのです。


今だから分かるけど、

私の初婚の相手も
「この人なら
お母さん喜んでくれそう」
という基準で
選んだフシがある。


あの頃は
それが当然で、

私が結婚して幸せになる姿を
親に見せなければ!
と思っていました。



それが、

離婚を決めて
地元を離れ、

母との関係を
見つめ直した結果、

少しずつですが
母の呪縛から
解き放たれました。

『私は母のために生きてるんじゃない』

この考えに
辿り着くことが出来たのです。


もちろん、
父も母も
すごく大切な存在です。

その気持ちを越えたところに
構築した意思、

と言えば分かりやすい
でしょうか。


私は別に
毒親育ちだとは
思っていないけど、

多かれ少なかれ
親との関係って
何かしらあるものだと思う。


そういうしがらみを
私は齢49にして
ようやく精算出来た
というお話でした。




ちなみに父は、
私の顔の変化には
全く気付いていないようです。