このお話の続きです。

 

 

 

我が家の負の資産、住宅ローンについてです。

 

アラカン夫婦、夫の60歳を目前に同居のための住宅購入しました。

(2021年のお話です。)

 

この年齢からの購入なので一応預貯金かき集めれば一括購入もできるけど手持ち資金が大きく減るのはやっぱり心配なのと、試算してみたら住宅ローン減税の利用で諸経費込みでも逆に現金で買うよりもお得?(条件:変動金利を5年ごとに微増、10年後一括繰上返済)、団信もリスクヘッジにもなると判断して、仮審査の結果を受けて借入する事にしました。


人によっても条件が違うので住宅ローンを利用した銀行名は伏せますが、購入したマンションの住宅販売会社の提携の銀行を紹介いただき利用しました。

(結果、そこが一番我が家の条件と一致したので)

 

我が家の住宅ローンのスペックは以下の通り


  我が家の住宅ローン


借入金額   :3500万

支払い期間:夫が79歳11か月まで 

     (約21年 契約銀行での最長年齢まで)

支払い方法:元金均等払い

適用金利   :0.425% (変動)

保証会社利用

一般団信


 適用住宅ローン減税

*2021年に購入したのでその時点でのものになります。


控除期間:13年(10+3年)

控除額 :年末残高の1%(適用上限4000万)


住宅ローン減税の適用される借入上限は4000万まででしたが、借入年齢や実際に支払ってる所得税の額を考慮して借入は3500万円として、残りは頭金として支払いました。


夫の定年(63歳)までの残り5年は住宅ローン減税はしっかり享受できると思いますが、それ以降は働き方によって所得税から控除しきれるかはわかりませんが、それでも低金利で逆ざや状態なので5年分はおそらく支払い金利以上の税金控除が受けられることを想定。


実際初回支払いが21年12月だったので年末残高はほぼ借入金額で、確定申告で還付されましたし、夫の2年目の年末調整の結果を見ると所得税は0円、昨年末の年調は若干所得税の支払いがあったので、現状はローン減税を有効に使えているかなと思います。


元金均等払いを選択した事で5年ルールもないですし、今後変動金利の上昇は確実にあると思うので、状況を見て一部繰上げ、もしくは一括繰上げも考慮しないといけなくなるかなと思いますが、とりあえず金利が3%を超えるような事がなければ、リスクヘッジと手持ち預貯金の運用でこのままの方が良いかなと考えています。

(保証会社ありのタイプを選んだのは繰上げ返済をするとそれに比例して支払った保証金が返金されるため。保証会社なしの定率手数料(借入金額に応じた)では例えば3500円の2%70万支払いに対して繰上しても一部返金等はありません。保証会社に支払うお金も2%もかからないので念のため保証会社ありで借入ました。)


という事で何が正解なのかはわかりませんが、住宅ローン、借金ではありますが、それなりに我が家のリスクヘッジとなってます。