39
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Thank You
ありがとう
(有難う)
感謝
2012年
小生は39歳になります。
男性の平均寿命が79.6歳ですから、
ちょうど、
折り返し地点に来たということでしょう。
人生はあっという間です。
刹那とは、まさに人生のことです。
この刹那の中で、なにができるのか……。
自分自身をしっかり見つめ直し、
たった一度の人生を、
この命の使い道を、
熟慮しなければなりません。
その上で今年は、“返す”一年とします。
今までの人生は、
与えて貰って生きて来た人生でした。
これからは、小生が“返す”番です。
『報恩感謝』
これが、小生の“決意”です。
同じ時代、同じ世界、
同じ環境で生きている方々に、
自利利他の精神を持って、
一つ一つ返してゆきます……。
先日、
同志の告別式でいただいた葬儀のしおりから、
「御文章」を紹介します。
とても感銘を受けた言葉の数々。
年始のご挨拶と共に、
皆様にお届けいたします。
「御文章」
(白骨章)
─現代語訳─
───
人の世のはかないようすを
よくよく考えてみますと、
この世の移り変わりは無常であり
まぼろしのような一生です。
いまだかつて
一万年も生きた人がいるなどと
聞いたことはありません。
一生はすぐに過ぎてしまいます。
今まで、
だれが百年の命を保つことができたでしょうか。
私が先か、人が先か、
今日かもしれませんし、明日かもしれません。
人の命は草木の葉先の露や
根元にかかっている雫のように
遅速の違いはあっても
いずれは落ちてなくなります。
朝には元気な顔であっても、
夕べには白骨となってしまう身なのです。
無常の風が吹き、
二つの眼が閉じ、息絶えて、
元気な顔も美しいすがたを失ってからでは
家族が集まって嘆き悲しんでも、
どうすることもできません。
いつまでもそのままにしてはおけないので、
野辺におくり、
茶毘にふして煙となってしまえば、
ただ白骨だけが残るのです。
その悲しみは
言葉にいい尽くせるものではありません。
人の世のはかなさは、
老若にかかわらないことですから、
だれもみな後生の浄土往生という
もっとも大事なことを心にしっかりと保ち、
阿弥陀如来に全てをまかせ、
念仏しなければなりません。
───
合掌