学生の頃、駅で乗降する人を眺めてるのが好きでした。
平日、学校から帰り、カバンを部屋に投げ入れたら、その足で最寄りの駅へ。あ!その前にテーブルの上におやつがないかチェックしてからだ!(笑)
駅につくとベンチに座り、ただただ乗降する人たちを眺める。
平日の夕方は高校生の帰宅組がやってくる。その中に大学生や街へショッピングに出ていた奥様方も混じる。
そんな人たちを眺めながら妄想ストーリーは始まる。
学校帰りなのに足取りが重い高校生を見つけると、その高校生とお母さんが朝食のときにケンカをし、帰るのが気まずいという設定が決まる。
そして、なぜケンカしたのか?帰宅後、二人はどうなるのか?夕食の席でも張りつめた空気のままなのか?いろいろ妄想する。
まあ悪趣味といえば悪趣味なんだけど、実際には妄想するというより、映像が流れる感じ。気になるターゲットが決まると、TVでドラマを見るように、そのターゲットが主人公のドラマが脳内に自動的に映し出される。
そんな妄想をして過ごしていると、今度は部活帰りでお疲れ気味の高校生や大学生がやってくる。
母は飲み屋で働いてて、いわゆるカギっ子だったから、サラリーマンが帰ってくる時間までいることも多かった。門限=お腹が空いた時間だったから(笑)
それにサラリーマンって表情や特徴が様々で、一番ドラマの展開が膨らむのが楽しくて好きだったし・・・(笑)
今はそんなことしなくなったけど、逆に自分と関わる人のことで妄想が自動再生されることがある。
「あの人、あんなこと考えてるんじゃないか?」
「きっと、ボクのことをこんな風に思ってるに違いない!」
大人になってからの妄想は、たいてい、そんなネガティブな形で映し出されることが多い。
誰かの悩みや愚痴を聞いてても同じ。自動再生された妄想に振り回されてるのが大半。ちょっとした仕草や言動から、どんどんネガティブな妄想ストーリーが再生され、それがまるで事実だったかのように記憶に刷り込まれていってる。
だからボクはある程度ストーリーが出てきたところで、それが『学生時代の頃に見ていた脳が見せてくれる物語だ』って言い聞かせる。
言い聞かせたからといって、すぐスッキリするわけじゃない。映画やドラマを見ていても喜怒哀楽が湧いてくるのと同じ。けど、どんなに喜怒哀楽がわいても、ドラマに人生が巻き込まれないのと同様、一旦妄想ドラマと言い聞かせると、そこに巻き込まれることは少なるなる。だから、そうしてます。
ちなみに今日の妄想はというと・・・
U2のボノと奥さんの食事中の会話の様子(笑)
今日、ボノの誕生日らしいんですよ。
U2の動画と共にそれを祝ってる人も多いんですが、その中にボノが奥方への気持ちを綴った曲のMVもありまして・・・『Sweetest Thing』っていうんですが、MVも素敵なので時間がある方はご覧ください。
で、この動画を見てたら夫婦の様子が湧いてきて、わいてきて・・・。
朝から悪趣味な楽しい時間を過ごしております(笑)
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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