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『新聞記事で朝食会』事務局のブログ

ブログの説明を入力します。

皆さん、こんにちは。

お世話になっております。


今回で、29回目の配信になります。

いつもありがとうございます。

「新聞記事で朝食会」運営事務局のhisakoです。


日本新聞協会(http://www.pressnet.or.jp/ )で、
読んで幸せな気持ちになった新聞記事「HAPPY NEWS」を募集しているのをご存じですか?

今回は、そちらについてもご紹介させて頂きます


* * *


今回のメニュー


1. HAPPY NEWS


2. 「事実」と「解釈」の区別


3. イベント告知


* * *


【1. HAPPY NEWS】


昨今、暗いニュースがとても多いですね。
景気の悪化、雇用情勢、いじめ問題etc.


事実を報じるのは、新聞をはじめマスコミの当然の責務です。

深刻な事態を報道することによって、

「なんとか対策をとるべきだ」

という世論が形成され、政治や行政を動かすからです。


ですが、新聞は暗いニュースや悲惨な現実ばかりを報道しているわけではありません。


日本新聞協会では、読んで幸せな気持ちになった新聞記事「HAPPY NEWS」を募集しています。

新聞を読む日(4月6日)に、大賞が発表されるこのキャンペーン。


2011年は、東日本大震災が起き、津波の被害が甚大な年でしたが、
2011年度の大賞は、北海道新聞の

「夢は流されない」

という記事にコメントを寄せたものだそうです。
→http://www.readme-press.com/happynews/result/


2012年の「HAPPY NEWS」の募集も開始されているようですので、
皆さんも、日々のニュース記事の中から、“幸せ”を探してみるのはいかかですか?


2012年度募集
→http://www.readme-press.com/happynews/



【2. 「事実」と「解釈」の区別】


メディアが
「未確認情報」と「確認された事実」
をはっきり分けて伝えるのは、そうしないと読者を混乱させ、ミスリードしてしまうからです。


メディアは大きな影響力を持っているので、極限まで情報の精度を追及する義務があるのです。

ビジネスマンもこの姿勢を見習う必要があります。

不確かな情報は仕事や契約の妨げになるだけでなく、
場合によっては経営判断の誤りをも生みかねません。


上司や得意先に報告する場合や、プレゼンを行う場合、
自分が情報に接した時と同じように、まず


「どこまで確認がとれたものなのか」


を明確に伝える必要があります。


自分自身なのか、周囲の誰かが確認したのかを区別することも重要です。
それによって情報の信憑性が左右されるからです。


未確認の部分があるなら、

「ここから先はまだ確証がつかめていません」

と、

「どこまでが明らか」

で、

「どこからが不明確なのか」

をきちんと区別することも大切です。


「ここまでは事実です。
ここから先はこういうことがあり得ると推測できます。
でも、これはあくまでも私の解釈なので間違っている可能性もあります」


このように、確認された情報と伝聞情報、それに対する自分の判断を、
明確に分けて報告することです。


こうした練習もかねて、
ぜひ、当朝食会にご参加頂ければ幸いです。


※参考資料:池上彰の新聞勉強術/池上彰


【3. イベント告知】


・8/26 新聞記事で朝食会@スカイツリー
10:00~ 90分程度

募集人数:
6名(主催者含む)

開催場所:
タリーズコーヒー  東京スカイツリータウン・ソラマチ店
http://www.tullys.co.jp/shop/
最寄り駅:押上駅/スカイツリー前駅


・9/1 新聞記事で朝食会@日本橋
8:00~(1~2時間程度)

募集人数
6名(主催者含む)

開催場所
カフェ・ラ・コルテ 日本橋店
東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビルディング 1F
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13101026/


【編集後記】


 29回目の配信になります。

 皆さんのご意見、ご要望を取り入れ、

 よりよりものにしていきたいと思っております。

 ご意見・ご感想は、このメールにご返信いただければ、幸いです。

 これからも、よろしくお願いいたします。

 ・バックナンバーはこちら

 http://ameblo.jp/sinbunkizi2011/


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※このメルマガは、「新聞記事で朝食会」にご縁のあった方で、

送信希望を頂いた方に、お送りさせていただいております。

配信を希望されない場合は、お手数ではございますが、

ご一報下さいますよう、お願いいたします。

早急にご対応させていただきます。

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皆さん、こんにちは。

お世話になっております。


今回で、28回目の配信になります。

いつもありがとうございます。

「新聞記事で朝食会」運営事務局のhisakoです。


* * *

今回のメニュー


1. 新聞に関する格言


2. 過去の報​道から、新聞読みのポ​イントを探る


3. イベント告知


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1. 新聞に関する格言


「外国語の新聞・雑誌を読む作業は、苦労はあるが実りが多い」


by 澤部肇

(日本の経営者。TDKの社長・会長。東京都出身。
早稲田大学政治経済学部卒業後、東京電気化学工業(のちのTDK)に入社。
経営企画室副部長、記録メディア事業本部欧州事業部長、
取締役記録デバイス事業本部長などを経て、社長、会長に就任。)


「外国語の新聞・雑誌を読む作業は、苦労はありますが実りが多いと思っています。
中国問題ひとつとっても、日本の新聞と外国メディアとではとらえ方がまったく違うからです。

私たちは、帰国したときに情報に遅れてしまうのではないかと不安になり、
海外へ出たときも日本の新聞を手にしてしまいます。

しかし、ときには外からの目で世界や日本経済を見ることも必要なのです。」


当朝食会にも、時々海外の新聞を携えて参加して下さる方がいます。
私自身は、英語はもちろん、母国語以外の外国語は、話すことも読むこともできない人間です。
ですが、朝食会に参加された方の発表や、実際に新聞を見せて頂き、「気づき」がありました。


日本の新聞とは、構成や色使いが異なることはもちろん、同じ事象を扱っていても、
日本の新聞と異なったモノの見方、報道の仕方をしているのです。


国際社会となった現代、時折

「海外は、このニュースについてどのように報じているのだろう」
「海外の人々は、この事象についてどのような考え方を持っているのだろう」

と、意識してみることも、大切なのかもしれません。


2. 過去の報​道から、新聞読みのポ​イントを探る


2002年9月、小泉首相(当時)は突然、拉致問題の件で北朝鮮を訪問しました。
このニュースを報じた新聞(2002年9月18日付朝刊)を検証してみましょう。


「拉致 8人死亡5人生存」(毎日新聞)
「拉致、8人死亡 5人生存」(朝日新聞)
「拉致の8人死亡」(読売新聞)
「横田・有本さんら8人死亡」(産経新聞)


一見、あまり変わらないようですが、読者に与える印象は相当違います。

「読売」や「産経」のように、「5人生存」を見出しにとらない場合は、
「死亡」の事実だけが目に入り、「生存」の印象が薄れます。
それはまた、言うまでもなく、「北朝鮮の非道ぶり」が強調されることになります。

上記4紙は、意識的に「5人生存」を入れたり、外したりしたのです。

「8人死亡」も「5人生存」も事実ですが、どこに力点を置くかで、
それぞれの主張の違いが明確になっています。


拉致問題に関しては、「読売」「産経」は、北朝鮮に対して常に厳しい論調を展開してきました。
対して、「毎日」「朝日」は、国家的な犯罪を指弾することに変わりはないものの、
一方的な論調にならないような姿勢を保っているのです。

その差が、見出しにも表れたと言っても良いでしょう。


このように、読み比べてみると、見出しだけで主張が分かることがあります。


3. イベント告知


・8/26 新聞記事で朝食会@スカイツリー
10:00~ 90分程度

募集人数:
6名(主催者含む)

開催場所:
タリーズコーヒー  東京スカイツリータウン・ソラマチ店
http://www.tullys.co.jp/shop/
最寄り駅:押上駅/スカイツリー前駅


・9/1 新聞記事で朝食会@日本橋
8:00~(1~2時間程度)

募集人数
6名(主催者含む)

開催場所
カフェ・ラ・コルテ 日本橋店
東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビルディング 1F
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13101026/


mixi→http://mixi.jp/view_event.pl?id=70971417&comment_count=0&comm_id=5223210

facebook→http://www.facebook.com/events/451815208183614/

mixi、facebookでもご案内しております。

あわせて、ご確認下さい。


【編集後記】


・28回目の配信になります。

 皆さんのご意見、ご要望を取り入れ、

 よりよりものにしていきたいと思っております。

 ご意見・ご感想は、このメールにご返信いただければ、幸いです。

 これからも、よろしくお願いいたします。

 ・バックナンバーはこちら

 http://ameblo.jp/sinbunkizi2011/

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配信を希望されない場合は、お手数ではございますが、

ご一報下さいますよう、お願いいたします。

早急にご対応させていただきます。

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皆さん、こんにちは。

お世話になっております。


今回で、27回目の配信になります。

いつもありがとうございます。

「新聞記事で朝食会」運営事務局のhisakoです。


「新聞はわかりにくい」という声を聞くことがあります。
その原因の一つは、新聞独特の「表現」にあるのかもしれません。


新聞記事には、「隠語」といってもいいような表現が色々あります。
今回は、その「表現」につても、後程触れさせて頂きます。


* * *


今回のメニュー


1. 新聞に関する格言


2. 「前文」の表現の謎


3. イベント告知


* * *


【1. 新聞に関する格言】


「テレビは真実を映し出すが、新聞は真実をえぐる」


by ウォルター・リップマン(Walter Lippmann, 1889年9月23日-1974年12月14日)


アメリカ合衆国のジャーナリスト、コラムニスト、政治評論家。


テレビは、「映像」として、情報を得ることができる点で、優れています。
しかし、テレビからは「演出」を拭い去ることはできません。


なぜなら、編集して一定の枠の中に収めない限り、映像は成立しないからです。

重要なのは、「想像力」です。


「何が起きたか」は、テレビで確認することができます。
そして、次の段階として、「枠」の外に想像力を働かせるのです。
その裏付けとして、新聞を読む、もしくはインターネットで情報を集める場合もあるかもしれません。


テレビやインターネットの情報ソースは、新聞であることから、
新聞を読むことが、一番の裏付けになるでしょう。

1紙でなく、2紙、3紙と読めば、想像したことの裏付け、新たな発見もあるでしょう。
そして、真実を「抉り出す」ことができるかもしれませんね。


数紙読むのは、骨折りですが、当朝食会で他紙の意見交換をするなどして頂ければ。
新たな真実の発見があるかもしれません。



【2. 「前文」の表現の謎】


長い記事には、前文(リード)がついています。
全体の内容をまとめたエッセンスで、記者はここに一番、神経を使っています。

「~が分かった」という文章ひとつを例に挙げても、以下のように様々な表現があります。


①○○署の調べで分かった
②○○新聞の調べで分かった
③関係者の話で分かった
④関係者の話などで分かった
⑤~が、○日分かった


①は、多くの場合、「特ダネ」の記事の時に使います。
「警察が公表していない事実を、私の新聞だけがつかみました」
と宣言しているのです。


②の「○○新聞の調べで分かった」は、基本的に特ダネか、
いわゆる「独自ネタ」の時に使います。
「捜査当局などとは関係なく、新聞社独自に調べたものです」
というわけです。


③の「関係者の話で分かった」は、独自取材によるネタで使われることが多いです。
事件のキーパーソンと思われる人物の証言で記事が構成される場合は、「関係者の」、
これに対して、取材先が多岐に渡る場合は②「○○新聞の調べ」とする方が一般的です。


④の「関係者の話などで分かった」は、「など」に記者の意図が込められています。
「決して関係者の取材だけではありません」という意思表示です。


⑤の「~が○日、分かった」は、省庁関係の記事で使われることが多いです。
新しい政策や方針を「独自につかみ」、報道するような場合です。


いかがでしたか?
微妙な表現の違いに、記者の意思表示がされているのです。
今後、前文を読む際に、ぜひ気を付けてみてください。


※参考文献:新聞記事を読む技術/北村肇



【3. イベント告知】


8/26 新聞記事で朝食会@スカイツリー
10:00~ 90分程度


募集人数:
6名(主催者含む)


開催場所:
タリーズコーヒー  東京スカイツリータウン・ソラマチ店
http://www.tullys.co.jp/shop/


最寄り駅:押上駅/スカイツリー前駅


mixi→http://mixi.jp/view_event.pl?id=70971417&comment_count=0&comm_id=5223210

facebook→http://www.facebook.com/events/451815208183614/


mixi、facebookでもご案内しております。

あわせて、ご確認下さい。



【編集後記】


・27回目の配信になります。

 皆さんのご意見、ご要望を取り入れ、

 よりよりものにしていきたいと思っております。

 ご意見・ご感想は、このメールにご返信いただければ、幸いです。

 これからも、よろしくお願いいたします。

 ・バックナンバーはこちら

 http://ameblo.jp/sinbunkizi2011/

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