エンとナハートは元は同じ一つの神ラーミナーカだった。エンはラーミナーカの陰の神格で混沌と破壊を司る神だったが、御代の破壊と衰退を恐れたナンビュス王朝に否定され封印され、邪神として扱われるようになった。エンと切り離されたナハートは歪な神になり、歪んだ教えをナンビュス王朝に授けた。ナハートとまた同化し、一つの神ラーミナーカに戻る事で世界をより良い形に変えたかったエンは、時代ごとに選定した1人の人間と契約し時代に干渉することで復活する力を蓄えていた。そしてこの時代、ナンビュスの少年僧兵見習いイシトと契約した。ナンビュスの敵国イレストリアと密通し、原始のラーミナーカ神を口伝で知っていた大僧正はイシトを保護するが、イシトはエンを扱いきれず力を暴走させてしまい、沢山の人を虐殺してしまう。ショックを受けたイシトは出奔する。野を彷徨ったが、不老長寿の聖人に保護され、そこでエンの意志と扱い方を学ぶ。エンと共調しエンの意志を知ったイシトは、エンとナハートを一つに戻すためにイレストリアに協力し、ナンビュス王朝を討つ事を誓う。エンという神格を欠いたナハートは歪な悪魔に変身し、世界を滅亡させようとエンを拒む。ナハートを鎮める為に、贄になる事を選んだイシトは、自己犠牲により神を一つの形に戻し、ラーミナーカの一部になった。イレストリアとナンビュスは戦争をし、最終的にイレストリアが勝利し新たな時代が訪れた。
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