【本】症例A / 多島斗志之 <完>
症例A読み終わりました。
あまりにも面白かったので一気に読んでしまいました。
出てくる病名は『分裂病、境界例、解離性同一性障害』この辺。
あと、“精神病院内での患者と医師が病気に立ち向かって行く”という部分以外にも
“妄想追想”と言う部分で博物館が出てきます。
この博物館の部分をしっかり読むのはなかなか辛い・・・・...(((;´ω`)サラサラーっと流し読み・・・。
結果その両方の話は繋がるのですが期待を裏切る繋がり方ではなかったです。
最後の終わり方はちょっと納得いかないと言うか・・・
『あれれ?』という感じに終わってしまいました・・・
もう少し続けて欲しかった感じ・・・(=ω=;)
ただ、これまで読んできた精神病院物の作品とは違っていて面白かった。
精神的な物で雲を掴むような病気と言う考えもあったけど医学的に精神科医として
と言う部分を大事にされている作品でした。
私の通っていた先生の対処の仕方が重なって見えました。
医学的に精神科医として。という風にキチンとやってらした方だったんだなーと。
逆にクリニックでのカウンセラーの先生は「精神分析」と言う見方で話をしていたんだな、という事もわかりました。
こんなに良心的な病院はきっと実際にはないでしょう・・・
けど精神的に病んでいる方はこういう病院でこういう医者に診てもらえないと「治る」ことはないんでしょうね・・・。
実際には あるのかな・・・ こんな病院・・・
久しぶりに読み終えた時 放心状態でしたw
もし医学的な精神科的な読み物が好きなら読んでみてください。
逆に「精神分析」的な読み物が好きなら。。。ちょっと違うかもしれないです。
世の中の解離性同一性障害(多重人格)の人が普通に生活できるようになれますように。
症例Aの中に出てくる「スウィフト」の「ガリバー旅行記」凄く気になります。
私達が知ってる「小人の国」の続きがあるのですが・・・
第一編「リリパット国渡航記」⇒小人の国
第二編「ブロブディンナグ国渡航記」⇒巨人の国
第三編「ラピュータ渡航記」⇒円形の島に住む奇妙な人
第四編「フウイヌム国渡航記」⇒馬人の国
著者は「ガリバー旅行記は病的な妄想と幻想から成り立った世界であると言えなくもない。と書いています。
そしてスウィフトは54歳から5年間ガリバー旅行記を書き、晩年には<完全に精神の異常をきたした。それでもなお、数年、生ける屍として悲惨な生命を保ち78歳で死亡した>遺産は、遺志によって狂人のための病院施設の費用にあてられた。
凄く読みたいけど。。。
どうやらそんな簡単に読める本ではないようです・・・(=ω=;)
(※読みやすい本ではないという意味)
残念。