ジェンダー世界ランキングで日本は117位/145カ国だという記事。
1.0を世界平均として、健康と教育の分野は男女差がほぼなく、1.0と高いが、
経済と政治の分野は男女の割合に差がでていて、全体で順位を下げている感じらしい。
娘のノルウェ-(3位)の友達が6月に日本に遊びにきた時には、
どこかの女性市長が産休をとることがニュースになっていることについて、どう思うか聞かれたなぁ。
先入観ありありのノルウェーの彼女から、下手に答えて日本人女性の代表とされるのもなんだから、
「どっちの味方でもない。ただ、市長が発言したことで、市民からどう受け取られても、それは仕方ないことだと思う」
とその時は答えた。
普通の職場とは違い、市長は任期があるから、権利を主張する以前に義務である。
せめて不在の間、副市長など補佐する人が複数人いて信頼関係をつくっているならいいが。
これが、アメリカのトランプだったら?と思う。
もっと、身近なものとして
私は30代で双子も含め4人の子を産み、育ててきた。
双子が赤ちゃんだった当時は、どちらかが必ず泣いていて、
常に睡眠不足で、朝起きてからまた、一人で双子をみないといけないのかと
憂鬱に思えたし、夕方には疲れて声もでず、ソファーで双子を両脇に抱えて途方に暮れていた。
旦那には、1分でも早く家に帰ってきて欲しいと本気で思っていたし、
10分くらい新聞を読んでいられる旦那が恨めしかった。
時々、私を助けるために食事を作って持ってきてくれる親はありがたかったが、
かわいい孫の顔が見たいと権利ばかりを主張して、ずかずか入ってくる義父には腹が立った。
その頃はとにかく、双子の心配と自分の体力温存のことだけで、心身ともに余裕がなかったのだ。
双子に限らず、普通に出産できて元気に産まれてくること自体が、奇跡なんだと思えたし、世の中のお母さんたちを尊敬した。
保育園や学校に行くようになってからも、母親がでていく機会は多かった。
子供の通学やら行事、また地域で子ども達が安全に過ごせるように、
役員などのお手伝いの社会貢献システムもこなしていく。それは、政治に参加しているのと同等だと思う。
うちは、比較的子供が大きな怪我をすることはなかったし、
塾とか習い事とかあまり行ってなかった方だが、
周りのお母さんたちは我が子に対し、本当に尽くしているなぁ、周りとも交流を深めているし、家計も家事もやりくりしているなぁと感心していた。
私は、自宅で設計事務所をやったり、割と自由な環境で公私混同?できたと思っている。
旦那に対して、平等を主張したいと思ったことはない。
むしろ、私自身がやりたいと思ったことを、とめられたり、価値観を押し付けられたりはなくありがたかった。
あっ、そりぁ、時には喧嘩はすることはあったよ。
ただ、旦那による安定した(足りているという意味ではなく)収入がベースにあったからこの形でできたんだと思う。
子供達が、高校で何かしらスポーツで県大会にいけたし、観戦も楽しませてもらった。
塾も行かずに、公立高校から皆、国公立大学(一人は東大)に行けてるのも、
互いの両親が近くに住んでいて、元気で今のところいてくれるのも、
恵まれているし、有難いねと、旦那としみじみ話している。
この均衡が自然の摂理で崩れていくことも、当然これから出てくるだろう。
周りには、介護、倒産、災害、病気、身内の死、離婚、様々な理由で、
自分や身内を経済的にも一人で支えていかないといけない状況に突然なった時、
結婚した夫婦で年金や家庭を支え合う以外のバリエーションに弱い
この国のシステムから外れてしまい、困窮する人もいる。
ただ、助けてもらえる国の仕組みもあることは知ってほしい。
男女平等って、、
もちろん、政治の世界では、男女に限らず弱者を取りこぼしすることがないように、やっていって欲しい。
だが、個々のレベルでいくなら、
指標が経済だと損得勘定に惑わされるだけで、
そんな区分けに縛られないで、立場や役割関係なく、助け合って、自由に生き方を選べているし、権利があるのが、この国なのだと思っています。