11/3に赤坂ACTシアターで,舞台を見てきました。
「ぼくに炎の戦車を」の初日。
(ネタバレというような内容ではないけれど,これから見る方で何も知らずに見たいという方は,ここでstopを)
草彅剛さん主演,他にも広末涼子さんや香川照之さん。
この3人の名前を見ただけでも,見たくなりますよね。
でも,私が絶対に見たい!と思ったのは,ポスターに映るもう1人,
チャ・スンウォンさんが出ると知ったからです。
「シティーホール」というドラマをたまたま最近見て,チャ・スンウォンさんの役がすごく素敵だったの!
このドラマでしか知らないのに,どうしても見たくなるくらい。
もう1つの理由。「サムルノリ」の生演奏が聞けるとあったから。
チャンゴ・プク・ケンガリ・チンという楽器を演奏する「サムルノリ」
訳あって,どれも触れる機会があって興味があるのです。
韓国へ行ったときも,「南山韓屋村」でチャンゴとプクの演奏をちょこっと教えてもらったし。
100年前の韓国(朝鮮)が舞台。
厳しい時代をたくましく生き抜いた伝統芸能集団「男寺党」(ナムサダン)と市井の民,
そして,当時の日本人を描いた人間ドラマ。
「男寺党」も最近資料を得たところ。
もちろん舞台を見るためではなくて。偶然。びっくり。
話は,草彅さん演じる韓国に暮らす日本人教師と,チャ・スンウォンさん演じる「男寺党」のリーダーとの友情が中心。
そこに,いろんな人間模様が絡んでいく話なのですが,とにかくよかった。泣けました。
「ぼくに炎の戦車をよこせ。心の戦いをやめないぞ。僕の剣をいたずらに眠らせておくこともしない…」
心と心でつながることの強さを感じました。
100年前の韓国は,朝鮮総督府があった時代。
この時代の日本人と韓国人の心の通う姿を,この今描くということは大きな意味があると感じました。
重くなりがちな時代背景を描いているのに,ところどころ笑いが入っているのがよかった気がします。
(特番で草彅さんも言ってました…よね)
草彅さんがチャ・スンウォンさんの写真撮影をするときの,あのポーズ。
今思い出しても笑えます。
再来月まで続く舞台ですから,内容にはあまり触れず,ストーリー以外で心に残ったことをつらつら。
まず,2ヶ国語で演じる舞台を初めて見たので,字幕を読みながらというのが新鮮でした。
なるべく字幕をさっと読んで,表情や声を楽しみたい(特にチャ・スンウォンさんの!)と思いました…が,難しかったです。
知ってる言葉が出てくると,何となく嬉しく。
カムサハムニダ(ありがとう)ナヌン(私は),チンチャ(本当),クレヨ(そうなんだ),ソンセンニン(先生),ムオッ(何),ヌン(目),センガッケ(思う)…とか,それくらいでしたが。
「何で イコール ウェ!」という草彅さんの台詞で,「ウェ」も覚えました!(笑)
草彅さんだけでなく,香川さんもたくさんの韓国語の台詞。すごいです。
台詞を覚えるだけでも大変で,発音とかを気にしながら,感情を込めるってどれだけ大変だったか。
「男寺党」の芸,よかったです。
プロの方の演奏を見るのは初めてだった「サムルノリ」,惹きつけられました。
音はもちろんのこと,「ケンガリってあんな風に持つんだなぁ」とかまで。
綱渡りの芸は,見ていてドキドキ。成功してよかったです。
最終日まで,怪我無くできるといいです。
帽子の芸も素晴らしかった。
私もね,ちょっと挑戦したことがあるんです。短いひもの帽子ですけど。
当然全くできませんでした。頭をぐるぐる回してる内に,帽子が落ちただけでした。
あんな長いひもを美しく回した上に,それを軽やかに飛び跳ねるなんて…尊敬。
舞台が終わった後のカーテンコール。
どなたかのブログにあった「初日なのに楽日のような出演陣の姿」というのがぴったりな雰囲気でした。
みんなが本当にやりきった嬉しさに溢れる表情をしていて。
広末さんは,泣いてました。
あの様子を見て,さらに感動しました。
…できることなら,もう1回見たいです。
赤坂だけでなく,大阪,そして韓国での上演。
韓国での反応がどんなものか,気になりますね。
どうか千秋楽まで,大成功でありますように。
すごくよくて,とても感動したので,長々と書いてしまいました。











