ミラノの電停に張り付く。時間が無いのでチャンスは一度きり。旧型の吊り掛けが聞こえて来た時の感動は忘れられない。
ミラノの街には日本では珍しい市電やトロリーバスが頻繁に走っている。駅前にもなると1928年頃から製造された旧型車両が平然と吊り掛けを響かせながら走っているのだ。
勿論、それは永遠ではない。最近のバリアフリー化のながれもあって、いつかはこの光景も消えて行く予定である。そんな光景に立ち会えるだけ幸せなのかもしれない。時間がなく乗車は叶わなかったが、次行った時は是非乗りたい、いや絶対に乗る。