マリー シオン モモ ヒビヤ セト カノ 遥 キド シンタロー エネ 貴音 クロハ アザミ 

「マリー、朝だよ?起きなさい」
「ん・・・お母さん・・・もうちょっと・・・」
「はあ・・・クスッ幸せそうだなぁよかった」
((3秒))((時計の針の音))
「・・・あれ?お母さん・・・?どこ行ったの・・・?」
「ヒビウサギくん!急ぐよ!走って!」
「うるさいよおばさん・・・はあはあ・・・走ってるよ」
「あれ・・・モモちゃんとヒビヤくんがうさ耳つけてる・・・なんで・・・?」
「ほらほら急ぐよヒビウサギくん!」
「分かってるって!うるさい!・・・はあはあ」
「面白そう・・・!追いかけてみよ!」
「うわっ!」
「うわっ!」
「いてて・・・転んだ・・・」
「うぅ・・・痛いよぉ・・・」
「はあ・・・ほら、おばさん早く行くよ。立って」
「う、うん・・・ありがと」
「ヒビモモ・・・!フラグが立った・・・」
「あれ?貴方は誰?」
「・・・ん?見たことない顔だな・・・新入りか?」
「ほえ?何言ってるの?モモちゃんとヒビヤくん。私達友達だよ?」
「え?うーん・・・同年代の友達私いないんだけどなぁ・・・まあ、今から友達になればいいか!よろしく!私はモモウサギ!貴方は?」
「今から・・・?あ、もしかしてここって夢の世界なのかな・・・?まあ、いいや!よろしく!モモウサギちゃん!私はマリー!」
「人をすぐ信じちゃだめだよおばさん。まあ、そこが良いところでもあるけど」
「え?だってこの子ふわふわしてるし優しそうな子じゃん!大丈夫だって!」
「・・・分かったよ。じゃあ、早く行かなきゃ、おばさん」
「あ!わ、私も一緒に行きたい!」
「え・・・?ん~・・・じゃあ、そこの木の根っこにある穴を通れば自然に僕達に行く場所に辿り着けるよ。仲間も手伝ってくれると思うし」
「あ!でも、私たちの敵もいるから気を付けてね!じゃあね!マリーちゃん!」
「またあとでね」
「・・・敵?・・・なんか、面白そう!あ、お母さんにも言わなきゃ!」
((2秒))((時計の針の音))
「おかあさ~ん!」
「クスッ・・・どうしたの?マリー」
「あのねあのね!モモちゃんとヒビヤくんがね!」
「ごめんね・・・お母さん、もうそろそろ逝かなきゃいけないの・・・ごめんね・・・愛してる」
「・・・え」
「お母さん?どこ行っちゃったの?・・・お母さん?」
((3秒))((時計の針の音))
「お母さん!・・・あれ・・・やっぱり、夢だったのかな・・・?」
((3秒))((時計の針の音))
「あ、君がマリーっすか。モモウサギとヒビウサギから事情は聞いてるっすよ。こちらへどうぞっす」
「・・・あれ?さっきまで私ベッドで寝てたのに・・・セト・・・?なんでこんなところに・・・?」
「ん?俺の名前はセトじゃないっすよ?俺の名前は帽子屋。よろしくね、マリー」
「あ・・・これも夢なのか・・・よろしくね、帽子屋さん」
「それでは俺の仲間を紹介するっす!」
「どうも初めまして!僕は三日月ウサギ。よろしくね!マリー」
「・・・僕は眠りネズミ。ヤマネって呼んでね」
「カノもいる・・・それと、コノハに似てる人も・・・よろしくね」
「それではマリー、君にこの世界の仕組みをぱぱっと教えてあげる!」
「この世界はマリーの夢の中」
「夢から覚めたと思ったら、まだ夢の中だったりする」
「・・・ちょっとだけ、不思議な世界。あ、ちょっとじゃないか」
「この世界の住人は皆くるっている。」
「僕等も、そして君も」
「だけど、この世界で狂っていない人が一人だけいる」
「その人を見つけたら」
3人「君はこの夢から覚めることができる」
「どう?面白いでしょ?」
「くるってない人・・・その人を見つければ、私はお母さんのいる元の世界に戻れるの?」
「・・・元の世界には戻れるよ」
「それじゃあマリー、俺らが教えてあげられるのはここまで。頑張ってね」
「うん!ありがとう!帽子屋さんと三日月ウサギさんとヤマネさん!」
((3秒))((時計の針の音))
「・・・あれ?またベット・・・」
((3秒))((時計の針の音))
「・・・ん?お前、誰だ?」
「うわ!・・・き、キド・・・?」
「・・・?キド?誰だそいつは。」
「え・・・だって、キドみたいな顔してるし・・・」
「・・・よく分からんが、俺はキドという人物ではない。お前こそ誰だ?」
「わ、私はマリーっていいます・・・」
「そうか、で、マリー、お前はなぜここに来た?」
「ふえ・・・?ここに来たのは・・・うさぎさんたちを追いかけてきただけだよ・・・?」
「目的はないのか?」
「目的・・・?私はただおうちに帰りたくて・・・あと、お母さんがどっか行っちゃったから・・・」
「はっきりしないな・・・まとめていうと、どうなんだ?」
「え、えっと・・・私はお母さんを見つけて、おうちに帰りたい!」
「そうか、よし。俺もできる限りお前に協力しよう。何かあればいつでも言え。力になる」
「あ、ありがとう!!じゃあ、私行くね!ばいばい!」
「ああ、またな」
((3秒))((時計の針の音))
「・・・は!また、ベッド・・・」
((3秒))((時計の針の音))
「・・・おい、こっちだ」
「あ!シンタロー!」
「・・・は?俺はシンタローじゃない。シン猫だ。モモウサギから事情は聞いてる。」
「こっちにもいますよ~!私はエネ猫です!よろしくです!」
「あ、エネちゃんもいる!・・・でも・・・やっぱりみんななんか違うんだよなぁ・・・」
「何をブツブツいってるんだ?・・・っと、お前に言わなきゃいけないことがあるんだったっと・・・ってうわああ!」
「アハははっ!ご主人かっこつけようとして木から降りるからですよ~」
「うるさい!・・・はあ、で、お前には黒の王のところに行ってもらう」
「黒の女王・・・?」
「正式名クロハ。この世界の現在の王だな」
「まあ、本当はマリーさんが女王様のはずなんだけどね」
「クロハがお前の世界を乗っ取って、王様になっている。だから、まずはお前が王の地位を奪還しろ。元の世界に戻るのはそれからの話だ」
「私たちも手伝いますよ!これでもシューティングゲームは得意なのでね!」
「俺も自信はある。それじゃあ、行くか」
2人「王のもとへ」
((3秒))((時計の針の音))
「・・あ、またベッドだ・・・この繰り返しなのかな・・・?」
((3秒))((時計の針の音))
「おい、着いたぞ。」
「さて・・・私はこの姿じゃ戦えないので、チェンジしますね!」
「?チェンジ?」
((そんな感じの音楽))
「・・・ふう」
「うわ!エネちゃんが画面からいなくなってエネちゃんに似てる人が・・・!」
「私は貴音。エネのもう一つの姿、とでもいっとこうかな?」
「かっこつけてんじゃねぇよ厨二病」
「はあ!?あんた今何言った!もう一回言いなさいよ!」
「はいはい・・・あ、来た来た。俺の仲間たちだ。」
「あ!無事にたどり着けたんだ!よかった!さっきぶり!マリーちゃん!」
「おばさんうるさいって・・・あ、マリーさん無事みたいでよかったよ」
「さっきぶりっす、マリー。怪我がないみたいでよかったっす」
「この世界の仕組みについては理解できたようで何よりだよクククッ」
「・・・戦力になるかは分からないけど、やるだけ頑張るよ」
「全員そろってるな・・・では、行こうか。黒の王のもとへ」
「ククッ・・・いもむし((殴られて))グハッ!!」
「その名前で呼ぶなと何度言えば分かる!」
「ご、ごめんってば・・・そんな怒らないでよ・・・ね?」
「はあ・・・まったく。では、行くぞ」
「ああ」
「了解」
「了解!」
「分かった」
「了解っす!」
「ククッ」
「わかったぁ」
((2秒))((暗い感じの音楽 悪役やってくるっぽいのを))
「おい、あいつらが来るぞ」
「分かってるよ」
「貴様はなぜ王にこだわる・・・」
「ん?ハハッ別に、ただ、あいつらの苦しそうな顔をみたいだけだからね」
「馬鹿なことを・・・殺されても知らんからな」
「大丈夫。夢の中じゃぁ殺せないよ」
「・・・確かにな・・・私は協力してやらんからな」
「貴方の力がなくても俺は大丈夫だよ」
「・・・」
((2秒))((静かな悲しい音楽))
「・・・マリー・・・お前は、なぜ気づかないんだ・・・」
((2秒))((同じく静かな悲しい音楽))
「・・・マリー・・・なんで、気づいてくれないの・・・?」