シンタロー
モモ
キド
マリー
エネ


これは、炎天下の空の下で起こった、夏の出来事。

「・・・人・・・・ご・・人・・・・ご主人!!・・・はあ・・・起きませんねぇ・・・では、これで!!」
「待て!!!」
「うわ!」
「ふっふっふ・・・今日の俺はいつもと違う!!」
「どうしましたご主人?ついに中2病になり果てましたか?」
「違う!中2病じゃねぇよ!」
「お兄ちゃんうるっさい!朝から大声出さないでよ!」
「うわ!おいお前、人の部屋入るときはノックぐらいしろよ」
「はいはい。それでさ、今日はメカクシ団女子だけで皆の昔話するんだって!」
「!・・・昔話かぁ・・・」
「それで、お兄ちゃんもよかったら来てもいいって団長がいってたよ」
「俺は別にいいや」
「え~・・・あれ?エネちゃんいつもなら元気に行きましょう!っていうのに、どうしたの?」
「え、あ!はい!ご主人!行きましょう!」
「?」
「・・・行くのはいいけど、俺は話さないからな」
少々いらつきながら、俺とモモ、エネはアジトへと向かった。

(2秒)

「団長さん!お兄ちゃん連れてきましたよ!」
「お、来たか。」
「モモちゃん!久しぶり~」
「マリーちゃん久しぶり!」

(1秒ほど)

「あ、あの、団長さん」
「ん?なんだ?」
「今日って、みなさんの昔の話をするんですよね?」
「ああ、そうだが。話したくなければ話さなくても大丈夫だ。」
「そうですか・・・私は遠慮しときますね」
「そうか」
「俺も同じだ。」
「分かった。でも、お前らだけ何も明かさないのはずるいから、なんか言えよ」
「なんかってなんだよ」
「なんかは・・・なんかだ」
「ごまかした・・・」
「シンタローたちは昔の話しないの・・・?」
「ああ」
「・・・シンタローのケチ」
「ええ!?」
「マリーちゃん、お兄ちゃんの昔の話はやめといたほうがいいよ」(真顔)
「え?なんで?」
「だって、お兄ちゃんヒキニートだもん」
「そこあんまり関係ないよ!?」
「あ・・・そっか・・・シンタロー引きこもりだったから昔の話ないのか・・・」
「ずっと引き籠もってたわけじゃないからな?」
「え・・・?」

(2秒)

「ではさっそく!1番手は団長さん!」
「俺からか・・・」
「団長さんですからね!」
「まあ、別にいいか。」

(1秒ほど)

これから話すのは、俺がまだ小さいころの時の話―――

(2秒)

次回に続く!!