(2-7 川井 千登勢「かわい ちとせ」)
私は、孤独だ。
誰にも気遣われず、誰にも優しくされない。
いつも一緒にいるっていわれる友達も、私のことを気にしてくれない。
私は、目立たない人間。
ステージライトを一度も当たらず、端っこにいつもいる脇役。
そんなの、嫌だよ。
理科室から教室へ戻る途中、友達2人が会話していた。
私はそこに入れず、ただ一緒に歩いてるだけ。
会話は一様聞いてるが、私がそこに入るすきはない。
大体は頭に入った。
つまり、夢乃ちゃんはかっこいい死に方で死にたくて、オカルトに少し興味があるってことだ。
このぐらいの会話、私も入れるのに・・・
教室に着いたら、次の授業まであと2分だった。
私は急いで席に着き、次の授業の準備をした。
そして、あの放送はこの後に起こった。
「・・・」
突然にいろんなことが放送され、頭が整理されていない。
その状態の時、前の席にいる未夜子ちゃんが立ち上がり、
「・・・じゃあ、行きますか」
と、つぶやいた。
え・・・
まさか、行くの・・・?
「行くってどこに?」
答えは分かっている。
だけど、怖かったから、聞いといた。
友達が死んじゃうという考えが頭に過ったから。
「他のクラスでしょ?ほかにどこがあるのさ」
やめて・・・
行ったら死んじゃうかもしれないじゃん・・・
「っ・・・このまま待機してれば助けがくるかもしれないじゃん!」
今だけ・・・今だけ私のいうことに耳を傾けて・・・
「このまま待ってたら、他のクラスにやられちゃうよ?やられる前にやっておかないと」
・・・やっぱり、私が言うだけじゃだめだ・・・
私は所詮脇役。
私の言うことに耳を傾ける人なんていない。
そんなの、分かってた・・・
「何の話してるの?」
あ・・・夢乃ちゃん
貴方が止めてくれたら、未夜子ちゃんも行かなくなる・・・!
そして、ちらっと未夜子ちゃんの足元を見て、
「夢さきにいってるからね、ばいばい」
え・・・ちょっと・・・・え・・・なんで・・・
「待って!・・・うちもいく」
え・・・嘘・・・
「わ、私も・・・!」
「千登勢はここで待ってて」
え・・・
また・・・まただ。
私はまたおいてかれる。
私だって・・・私だって、目立ちたいよ・・・!
・・・でも、ダメだ
足がすくんで動けない
やっぱり、私は主役にはなれない。
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なんか、こーゆーこいそうかなーと思って追加した
もともとこの子いない予定だったけどねw
次回、物語進めます