とりあえず、メンバーは俺、瑠美、奏音、里桜の4人。
女友達をあいつはほしいーとかいってたから、女を増やすか。

奏音相手じゃちょっとな・・・
あの性格だし、相性悪そうだしな・・・

とりあえず俺と瑠美はクラスに戻り、授業を受けた。

授業中、あいつはそれなりに発言をしており、意外と真面目に授業を受けていることに気が付いた。

(性格悪いけど、中身は意外と真面目なのかな・・・)

意外な真実に気づき、ひとりで微笑んでいた。
その行動に、自分で驚いてしまった。
作り笑顔でなく笑ったのは、たぶん幼稚園以来だ。


-放課後

俺は、昼休みのうちに俺以外メンバーに「放課後校門前で集合」、と伝えておいた。

俺と瑠美は一緒に校門前へ行き、後の2人を待っていた。

「あ、あのさ」
「あ?」
「奏音って子とは、ほんとにただの幼馴染、なの・・・?」

うつむきながら瑠美が変なことを聞いてきた。

「?…まあ、そうだけど、なに?」
「そ、そうだよね。アハッアハハッ」
「おい、どうした?狂ったか?」
「くるってないわよ!」
「いや、今のはくるってたぞ」
「あ、あれはちょっと安心したっていうか、なんていうか・・・」
「何に安心したんだ?」
俺は苦笑い状態で何気なくそう聞いた。
「そ、それは…あんたのことが…す

「・・・・・・慰瑠夏。お待たせ。あと瑠美さんも」

「おお、奏音。遅かったな」
「・・・・・・ごめん。委員会の仕事があって、遅れた」

「あんたねぇ・・・!」
怒りのこもった声で、瑠美が奏音を睨み付ける。

「・・・・・・あなたには渡さない。絶対に」
俺には聞こえない声で、奏音が言った。

「!・・・いいわよ。受けて立とうじゃない」
2人の間に火花みたいなものが一瞬見えたり見えなかったり。

「おまたせ!はあ…はあ…ごめん、待たせちゃって」
膝に手を当て、息を荒げながら里桜が来た。

「お、来たか」

里桜が来たことにより、俺たちはやっとまともに顔合わせをした。

慰瑠夏「・・・なんだ、この面子」
瑠美「あんたが集めたんでしょ!?」
奏音「・・・・・・誰」
里桜「お前こそだれだよ」

慰瑠夏「はあ・・・」

ため息をこぼしつつ、奏音と里桜にそれぞれ自己紹介をさせた。
自己紹介といっても、名前、クラスを言う程度だったが

慰瑠夏「んじゃ、どこ行く?」
瑠美「あれ?あんたんちじゃなかったっけ?」
慰瑠夏「んー・・・まあ、俺んちでもいいけど皆はどうかなー、と」
里桜「俺んちはおふくろうっさいからやめといたほうがいいな」
慰瑠夏「お前んちのとこはうるさいよなー勉強勉強ほんと、世の中勉強ばっかじゃねーし」
瑠美「勉強も大事わよ?」
慰瑠夏「はいはい」
瑠美「な!」
慰瑠夏「んで、奏音は?」
奏音「・・・・・・お父さんが、ダメっていう。慰瑠夏だけなら、大丈夫」
慰瑠夏「俺だけじゃあ意味ないんだよなー・・・」
瑠美が何か言いたげな顔でいたが、無視しといた。
慰瑠夏「おい、お前の家はいいのか?」
瑠美の方を向いて、聞いた。
瑠美「え?あ、あたしの家?だ、大丈夫よ。・・・くるの?」
慰瑠夏「うしっ、行くか」
瑠美「ちょっと!人の話聞いてた!?」
慰瑠夏「行っていいんだろ?」
瑠美「え?あ、まあ、うん・・・」
少し顔が赤くなって、うつむいていた。

(?・・・こいつ、なんだ?ほんと、さっきから)

とりあえず、俺たち4人は瑠美の家へと向かった。

??「あ・・・瑠美ちゃん・・・」

俺たちの後を、何者かが追って来てるのを知らずに――