第20話 キドの過去。悲しい日々
それからしばらくの年月が経って、俺たちは6歳。友理奈は11歳になった。
「しょーがくせー!」
カノがランドセルを背負ってはしゃいでいる。
「ランドセル・・・」
俺も少し嬉しいようなえらくなったような、そんな気持ちになっていた。
「・・・いきたくないよぉ」
ただ一人、セトは端の方で一人ぽつんと立っていた。
俺たちは今年から小学1年生となる。
友理奈は小学6年生。だが、口調は全くと言っていいほど変わっていない。
「幸助、勉強をしたくないのか?」
「・・・ちがうもん・・・人と会いたくないからだもん」
「はあぁ・・・じゃあお前だけ学校行かないのか?」
「ヤダ!・・・で、でも・・・人の心、分かっちゃうから・・・そしたら・・・」
「せとぉ一緒にしょーがっこーいこー?」
カノがセトのもとへ駆けつけてきた。
「幸助君・・・学校いやだの?」
「ちがう!」
「なら、一緒に行こう。な?僕もだいぶ能力を扱えるようになったから」
「・・・分かった」
「「やった!」」「うん!」
俺とカノがハイタッチをして、友理奈が満足げに微笑んだ。
セトは、少しおぼつかない表情をしていたが3人は気にせずにお菓子タイムとなった。
そして、小学校へ無事に入学となった俺たちは特に何もなくしばらく過ごしていた。
そして、俺たちは小学2年となったある日
出会いは突然とはいうが、別れというのも突然だった。
「「「うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁああああん!!!!」」」
「こら、泣くな。な?」
友理奈は、引き取られた。
ここらを管理している警察署長に
「会おうと思えばいつでも会えるだろ?それに、お前たちには笑って見送ってほしいなぁ」
いつものいたずらのような笑顔で俺たちをなぐさめようとしている友理奈。
一番つらいのは、友理奈のはずだ。
「だって、だってええええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!」
「ゆりないっちゃいやああああぁぁぁぁ!!!」
「ぼく・・・うっ・・・ゆりなと毎日いっしょがいい・・・うっぐ」
「そんな叫ぶなって」
苦笑いを浮かべる友理奈。
俺たち3人は大泣きして友理奈に抱き着いている状態だ。
「あ、そうだ」
ポン、と手を打って何かを思い出したようだ。
俺たちはいまだに泣き続けているが
「お前たちに教えておきたい場所があるんだ。ちょっと来い」
俺たちは泣くのをやめ、涙の跡が残った顔のまま、友理奈と手を繋いでどこかへと歩いて行った。
仲良く手を繋いで歩いていたが、途中から細い路地裏をぐにゃぐにゃととおって行った。
「・・・?ゆりなぁここなぁにぃ?」
「ん?ここはな・・・」
そして、「107」と書かれた扉を開け
「ここは、僕達4人の秘密基地だ」
友理奈は、ニヤッと口元を歪ませた。
それからしばらくの年月が経って、俺たちは6歳。友理奈は11歳になった。
「しょーがくせー!」
カノがランドセルを背負ってはしゃいでいる。
「ランドセル・・・」
俺も少し嬉しいようなえらくなったような、そんな気持ちになっていた。
「・・・いきたくないよぉ」
ただ一人、セトは端の方で一人ぽつんと立っていた。
俺たちは今年から小学1年生となる。
友理奈は小学6年生。だが、口調は全くと言っていいほど変わっていない。
「幸助、勉強をしたくないのか?」
「・・・ちがうもん・・・人と会いたくないからだもん」
「はあぁ・・・じゃあお前だけ学校行かないのか?」
「ヤダ!・・・で、でも・・・人の心、分かっちゃうから・・・そしたら・・・」
「せとぉ一緒にしょーがっこーいこー?」
カノがセトのもとへ駆けつけてきた。
「幸助君・・・学校いやだの?」
「ちがう!」
「なら、一緒に行こう。な?僕もだいぶ能力を扱えるようになったから」
「・・・分かった」
「「やった!」」「うん!」
俺とカノがハイタッチをして、友理奈が満足げに微笑んだ。
セトは、少しおぼつかない表情をしていたが3人は気にせずにお菓子タイムとなった。
そして、小学校へ無事に入学となった俺たちは特に何もなくしばらく過ごしていた。
そして、俺たちは小学2年となったある日
出会いは突然とはいうが、別れというのも突然だった。
「「「うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁああああん!!!!」」」
「こら、泣くな。な?」
友理奈は、引き取られた。
ここらを管理している警察署長に
「会おうと思えばいつでも会えるだろ?それに、お前たちには笑って見送ってほしいなぁ」
いつものいたずらのような笑顔で俺たちをなぐさめようとしている友理奈。
一番つらいのは、友理奈のはずだ。
「だって、だってええええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!」
「ゆりないっちゃいやああああぁぁぁぁ!!!」
「ぼく・・・うっ・・・ゆりなと毎日いっしょがいい・・・うっぐ」
「そんな叫ぶなって」
苦笑いを浮かべる友理奈。
俺たち3人は大泣きして友理奈に抱き着いている状態だ。
「あ、そうだ」
ポン、と手を打って何かを思い出したようだ。
俺たちはいまだに泣き続けているが
「お前たちに教えておきたい場所があるんだ。ちょっと来い」
俺たちは泣くのをやめ、涙の跡が残った顔のまま、友理奈と手を繋いでどこかへと歩いて行った。
仲良く手を繋いで歩いていたが、途中から細い路地裏をぐにゃぐにゃととおって行った。
「・・・?ゆりなぁここなぁにぃ?」
「ん?ここはな・・・」
そして、「107」と書かれた扉を開け
「ここは、僕達4人の秘密基地だ」
友理奈は、ニヤッと口元を歪ませた。