<正面突破・・・?>

「お前たちのことは大体聞いてる。せいぜい足手まといにならないようにしろよ」

あざ笑う清華。

「・・・君こそ」

ムカッと来たのか清華は冷静そうな少女のえりをつかもうとした。

「今から正面突破じゃなかったのか?」

「う・・・あ、そうだ。お前には紹介してなかったな」

その後、清華は3人の名前を教えてくれた。

「なんでうちらのこと知ってるの?」

「魔界でお前たちは人気者だぞ?」

またニヤッとしている清華。

「?」

「お前たちは俺たちと同じ指名手配されてるからな」

「「・・・ええ!?」」

海良と梓が同時に叫んだ。

「バカか!叫ぶな!」

「・・・君が叫ぶな」

「お前なぁ・・・!」

「まあまあ」

俺が清華をなだめていると

「・・・なんだ?こいつら」

「貴様ら、なぜここにいる」

アレンの家から2人の人らしき者が来た。

「「!」」

清華と彩が驚いている。

誰だこいつら

「ディベラ・アルタロスと、その双子の弟、ケイタ・アルタロス。化物族の雪女だ。そして・・・
 政府の一番上のやつの右腕と左腕みたいなやつらだ」

清華のこの2人のことを教えてくれた。

政府は俺たちの敵みたいなものだから、こいつらも敵だな

雪女か・・・そんなにすごいのか?

「我らの敵か?」

「姉さん。少し冷静になれ」

「わかってる」

双子か・・・あんまり似てないな

「それで、貴様らは何しに来たんだ?」

「・・・少し、真相を確かめにな」

「「・・・」」

双子はお互いを見て、ニヤッとした。

「そんなこと」
「させるわけがないだろ?」

双子が続けていった。

息の合った双子だ。

「友達と話すのはダメなの?」

海良が話に入ってきた。

「「人間か」」

双子の声がそろった。

「人間なら何もできないよね?」
「そうだな。だから」
「「どうぞ、3人は中に入れ」」

双子の息の合った会話。

俺たち人間の3人は、アレンの家へと歩みを進めた。