ザップーン・・・ザップーン・・・

第4話 大物

病気になりそうなほどの暑さの中、優祐たち一行は標的がいるあたりの付近に来ていた。

「ま、気長にまってりゃぁくんだろ。」
「分かった」「はい。」

~1時間後~

「こねぇ・・・」
「来ませんね・・・」
「大丈夫だ。これぐらいいつものことだって!」

この暑さで父の暑苦しさが混ざったらどれだけ暑くなるだろう。

~5時間後~

「なぁ・・・ほんとにいんのか?これ」
「そうですねぇ・・・僕はいないとしか思えませんね」
「大丈夫大丈夫。心配ないない。」
「一◯さん風にいってんのか?だったらなんか考えてよ、とおさん」
「あれ?わかってたか(笑)俺の頭みくびんじゃねーぞ。これは飾りじゃねーんだ!」
「「それじゃぁなんか思いついたの(思い付いたんですか)?」」
「よぉし!待って待って待ちまくるぞぉ~!」
「「・・・。(冷たい目)」
「・・・・。」

父が黙ってしまった。

それから長い沈黙が続いてる中

ぽちゃん

優祐の釣竿が何かに引っかかったらしい。

「「「来た!!!」」」
「おお!来たじゃねぇか!ほらほら!」
「僕のじゃなかったのが悔しいですが、来ましたね。」
「俺のだ!俺のに来た!てかおめぇなこれ・・・」

優祐が海に引きずられそうになってる感じだ。
そこに庵と父が混ざり、3人で引いている。
それでも、なかなか持ち上がらない。

「なかなかの大物がかかったな・・・くっ」
「そうですね・・・うっ」
「手ぇいてぇ・・・っしょっ」

それぞれの手が赤くなっており、ひりひりしているが、それでも力を合わせて釣竿を持っている。

その時

ジャッパーン

プロのサーファーでも難しそうなほどの波が来た。

「「「!!!」」」

その波によって、船は逆さになってしまった。