「『消えちゃう』・・・?」

第5話 怪物とカノ

神音たちがいる森でキド、カノ、セトがマリーの家へ向かっていた。

「そうっすね。俺にもよく分からないっすけど」
「ふ~ん・・・(にやっ」
「なんだ、カノ。なんか思いついたのか?」
「ん~いや、面白そうだな~と、ね(にこ」
「そうか。ならさっさと調べに言ったらどうだ?」
「ひど!ひどいよキド!」
「早く行った方がいいと思うっすよ」
「セトも!?ひどいよ!皆して!」
「でも、早くしないと大変なことになるかもしれないっすよ?」
「う・・・わ、分かったよ!んじゃ、行ってくるね~♪」

カノはカラスが来た方へ。キドとセトはマリーの家へそれぞれ向かって行く。

カノの姿が見えなくなったぐらいの頃

「それで、ほんとはカラスは何を言ってたんだ?」
「・・・さすがっすね(にかっ」
「・・・なんかヤバいことなのか?」
「・・・(コクっ」

セトが深刻そうにうなずく。

「・・・そうか。ならいい。カノに任せておこう。」
「怪物も関係ありそうっす(ボソッ」
「!・・・今の、本当か・・・?」
「・・・(コクっ」
「・・・そうか・・・」

キドが焦っている。
こんなことはめったにないはずだ。

「でも・・・カノなら大丈夫だろう。あいつのことだしな」
「そうっすね。カノなら大丈夫っすよ」

2人はカノにすべてを任せるかのように安心した顔でマリーの家に向かって行った。

そのころ、カノは

「2人とも僕に頼りすぎだな~。・・・いつか、僕の本心も分かってくれるといいけどね・・・(ニヤッ」

カノはいつものように笑顔のまま、カラスが来た方向へ向かって行った。