先日奇跡的に被災地のお店で注文した高橋利夫先生の著書”モイーズとの対話”が届いたことを書いたのですが、この本を二回読みました。


昔この本が出た頃はフルートを奏する人たちのバイブルと言われていたそうですが、

そういう軽い感じじゃなくて、本当に音楽を愛する人がフルートを奏するべきであるというような、

すごく深い内容でした。

奏法に関してはとても細かくモイーズ先生の奏法を研究された結果が書かれており、モイーズトーンを追及するには最適な本だと思いました。


フルートの音色やその音楽性はその奏者の人間性によって決まるというのは私も本当にそう思います。


私の本業は医者ですが、医者にも色んな先生がいて、同じ大学や同じ医局に入っても、同じ医者は二人といません。特に、患者さんに対する考えや思いは、その先生のおいたちや生活環境、家族などによって決まるように思います。勉学だけ一生懸命やっていても患者さんを思いやることが出来る医者にはならないのです。


フルートも同じなんだろうと思いました。


いまの私は、フルートで何かを表現するとか、歌うとかが出来るよ以前の、発声練習をしているといったレベルですが、今後それらが上達してこの本が求めているような高い志を追及できるようなスタートラインに立つまで、一生懸命頑張っていきたいと思いました。


もう若くないけど、若くないだけにある程度の人生経験もあり、そういうのを生かせたらいいなと思いました。


フルート本当に好きです!